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小説『エヴェレットの世界』  第5話

今日は桃の節句ですね。
よ~し、白酒だ、ちらし寿司だ、更新だ!
(なんかデジャブが 笑)


失礼しました。
というわけで、『エヴェレットの世界』第5話です。
ちょうど一か月ぶりの更新です。その間にオリンピックがあったので、忘れ去られているんじゃないかと、ちょっと心配。
え、もともと憶えられていない……(自虐)


このお話から、新キャラ登場です。
前話のラストでちらっと出てきたイケメンで、わりと重要なポジションの人物です。

それと、例によって作中でエラそうに一席ぶっていますが、内容が正しいかちょっと心配。もし間違っているようでしたら、こっそりと教えてくださいね。


そして第6話は、うまくいけば3/17、ダメだったら3/24の更新になりそうです。
そろそろ本気出さないと、ストックがヤバイ……。


 wien02 bn
 
 その理論は、素粒子を扱うミクロ系の物理学と天体物理のようなマクロ系の物理学――いまはまだ大きな隔たりがあるふたつの世界を結びつける、唯一の存在となるはずのものだ。
 そう思えば、あのひととの出会いには、なにか意味があるのかもしれなかった。


   エヴェレットの世界 Article 05 : relativity

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小説『この星空の向こうに Sign05.ライラ・ハープスター』 scriviamo! 2018

今年も、ブログのお供だちの八少女夕さん主催の、scriviamo! 2018 が始まりました。
こちらが寄稿した作品に、八少女夕さんがお返しの作品を書く、あるいは、先に八少女夕さんが書かれた作品に、こちらがお返しを書く。
scriviamoは、イタリア語で「一緒に書こう」と言う意味の言葉だそうですが、まさにその言葉通りのイベントです。

主催者の八少女夕さんは、スイスにお住まいの小説ブロガーさんで、その旺盛な創作力には、驚かされ続けています。
海外で暮らしている経験をとおして書かれるお話は、地に足がついた落ち着いたもので、今まで知らなかった海外のあれこれを教えていただいてもいます。
当ブログでは、もっとも初期のころからお付き合いいただいているブロガーさんで、私の自己中極まりない作品や話題にも、あたたかくお付き合いくださっています。

今年もまた、そのイベントにお邪魔させていただくことにしました。
きっかけは、八少女夕さんが現在連載なさっている作品『郷愁の丘』で、主人公がロングビーチにあるダイナーで巨大なパフェを食べるシーンがあり、そのメニューがパフェ好きな私へのプレゼントであったことと、コメント返信で私の作品のキャラをご招待いただいたことでした。

ちょうどニューヨークにじゃじゃ馬娘がいますので、彼女と縁の深いキャラを一緒に行かせようと思い、書き始めました。
最初のうちは、女の子ふたりが、きゃっきゃウフフするというお話を考えていたのですが……。
出来上がった作品は、作者の性格の悪さがモロに出てしまいました(笑)
しかも、目的であったはずの巨大パフェを食べずに帰ってくるという不始末。
今回も、イベントの主旨逸脱の迷惑千万なものになってしまい、ほんとうに申し訳ありません。
って、毎度のことながら反省はしないんですけどね(爆)


では、作品を紹介します。
タイトルは、『この星空の向こうに Sign05.ライラ・ハープスター』です。
Sign05=第5話となっていますが、現時点で第4話は書いていません。構想はあるんですけど……。

「ライラ」は、天の川に浮かぶ星座、こと座のことです。

星座のモチーフは、オルフェウスの竪琴。オルフェウスといえば、「見るな」のタブーが有名ですよね。亡くした美しい妻を取り戻すべく冥界に出向き、その美しくも哀切な竪琴の音色にほだされた冥界の神ハーデスから、冥界を出るまで振り返って妻の姿を見ないことを条件に連れ帰る許可をもらいます。しかし、冥界の出口まであと一歩というところで、妻がほんとについてきているのか心配で、禁を破って振り返ってしまう。そのために、妻はふたたび冥界に連れ戻されてしまうという、悲しいエピソードです。
日本神話のイザナギが黄泉に下るエピソードと酷似していますが、オルフェウスの方はその後も悲惨な運命をたどります。このあたりは神様と人間の違い、というところでしょうか。

こと座の主星は、ベガです。
青白く輝く一等星で、はくちょう座のデネブ、わし座のアルタイルとともに、『夏の大三角』と呼ばれるトライアングルを形作っています。この『夏の大三角』は、明るい都会の夜空でも見えますので、夏になったら見上げてみてくださいね。
また、こと座のベガとわし座のアルタイルとは、七夕の織姫と彦星としても有名です。

そして、今回のメインキャストは、観月詩織(みづきしおり)です。
本編ともいうべき「あの日、星空の下で」のダブル・ヒロインの片割れです。
儚くて可愛らしいフリをしていますが、元カレのヤンキー兄ちゃんを瞬殺するという隠れ武闘派。
数々の非行がもとで中退&転校した彼女は、引っ越した先の吉祥寺で一人の画家と知り合います。その画家の作品の『聖地巡礼』に親友をつきあわせる、というストーリーです。
なんだか彼女のPVみたいな、自己満足のカタマリ&だら~っと長いお話ですが、もしよろしければお付き合いくださいませ。

 『この星空の向こうに -Star Observation Society 2nd Season-』

        konohosi-mv.jpeg

ニューヨークで暮らす春日綾乃(かすがあやの)を、高校時代の親友である観月詩織(みづきしおり)が訪ねてきた。
詩織は、かつてニューヨークに住んでいた画家の絵に描かれている場所を探しているという。
その場所がニューヨーク近郊のロングアイランドであるらしいことがわかり、綾乃と詩織は連れ立ってロングアイランドを旅することになった。
しかし、そこで彼女たちを待っていたのは、思いがけない真実だった。
その旅は、詩織の人生にどのような影響を与えるのでしょうか。
それでは、今夜の星空をお楽しみください。

 Sign05.ライラ・ハープスター

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  scriviamo! 2018 参加作品  scriviamo.png

  月刊Stella 2018 2・3月合併号 参加作品 小説・短編  stella white12


【追記(2/28)】

scriviamo! を主催されている八少女夕さんが、とても素敵なお返し作品を書いてくださいました。

題して 『あの時とおなじ美しい海』

八少女夕さんの作品『ファインダーの向こうに』『郷愁の丘』のヒロイン、ジョルジア・カペッリの妹で世界で五指に入るトップモデルである、アレッサンドラ・ダンジェロが、拙作の影の主役である画家、ケン・リィアンと邂逅するというお話です。
カペッリ三兄妹の絆の深さと、普段はあまり語られることのないアレッサンドラの内面が語られる、とても読み応えのある一篇です。

八少女夕さん、今回もとても楽しいコラボをさせていただきました。
ありがとうございました。

小説『エヴェレットの世界』 第4話

今日は節分ですね。
よしっ。豆だ、巻寿司だ、更新だ!

というわけで、『エヴェレットの世界』第4話です。

さんざん引っ張りまくって、値打ちを持たせた綾乃の「質問」が、ようやく出ます。
が、なんかよくわかんないことを言っています。読みとばしていただいて、まったく差し支えありません。というか、読みとばしてくださいね(爆)

作中で唐突に名前を連呼されるキャラがいますが、以前に発表した短編「ウィーンの森」のあの子です。はあ、やっと世界が繋がったぜ。

ようやく動き出した物語ですが、次回2/17の更新は一回お休みします。

ストック切れとかじゃないよっ。
その日には、「scriviamo! 2018」用の作品(短編)の投稿を予定しています。

第5話は、3/3のお雛祭りに更新する予定です。
お待たせしてすみませんが、よろしくお願いします。


 wien02 bn
 
 ははは、という乾いた笑いが会場にわきおこる。
 ボーア博士は、勝ち誇ったような笑顔をうかべると、反論など許さないかのようにマイクを置いた。
 あたしは、返す言葉もみつからないまま、立ち尽くしていた。


   エヴェレットの世界 Article 04 : divergence

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小説『エヴェレットの世界』第3話

『エヴェレットの世界』第3話です。

ひいい~、やばい、もう二週間たってた。
月二回って、けっこうキツイかも。
次話も予定通りアップできればいいな(笑)

第3話からは、書き方のタブーに挑戦しています。思ったとおりの効果が出せるか、すべりまくって失敗するか……冒険したい年ごろでして(爆)

そして、今回はひたすら御託を並べています。
あまり面白くもない話で申し訳ありませんが、下のリンクからどうぞ。

 wien02 bn
 
 ――やっぱり、おかしい。
 そう、それは解けないのではなく……。
「では最後の質問を受け付けます」
 司会者の言葉が終わる前に、あたしは右手を上げた。

  エヴェレットの世界 Article 03 : equation

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小説『エヴェレットの世界』 第2話

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。

皆さま、年末年始は、どのように過ごされましたか?
私は、大掃除→紅白歌合戦→ゆく年くる年→親戚へのあいさつ回り→初出勤 というVSOPなコンボ。
あれ、なんか忘れてるような……あ、初詣に行ってないやorz

初詣は忘れても、こっちはちゃんと憶えていました。
『エヴェレットの世界』第2話の更新です。
月二回って言っちゃいましたからね、せめて二話目くらいまでは約束を守らないとね。次話もいける……はず……たぶん(爆)

第1話とは、がらりと雰囲気が変わります。
前半は、とある人物のグチに延々とお付き合いを願うことになりますが、どうかお見捨てなく。後半には、物理っぽいお話しもちょこっと入っています。それと、クルマ好き、映画好きの方にも、お楽しみいただけるかと。

では、下のリンクからどうぞ。

  wien02 bn
 
「あんた、マスコミというより、学者みたいだな」
「そうですか?」
 ああ、と運転手は大きく頷いた。
「ひとを見る目だけは、自信があるんだ。あんた、学者が向いているよ」


  エヴェレットの世界 Article 02 : duality

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Author:TOM-F
 
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