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メリークリスマス & 【小説】エヴェレットの世界 第36話

なんだか昨夜あたりから町中がキラッキラだと思ったら、クリスマスでした。
まあ、リア充な私は、イブは残業、今日は打ち合わせと、社畜生活を謳歌しています。けっ、ケーキなんて、欲しくないもんね。

さて、『エヴェレットの世界』ですが……すみません、予定より一週間遅れました。
狙ったわけではないのですが、せっかくですので、クリスマスプレゼントに相応しく、女の子ふたりによるハートフルなお話をご用意しました(大嘘)

次回、第37話は2週間後、新年明けましての1/8(水)に投稿予定です。
ということで、本年はこれが最後になります。
今年もいろいろとお世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いします。
では、よいお年を。


 wien02 bn
 
 あたしの言葉に、彼女はなにも答えを返さなかった。
 ぬくもりを失った世界に、ただ時間だけが流れた。
 氷雨が、やがてみぞれに変わった。


   Article 36 : freezing point - 彼女たちの氷点

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TOM-F
Posted byTOM-F

Comments 6

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八少女 夕  

こんばんは。

ああ、そうですよね。
これ、ものすごく納得です、泉美の言葉が。
夫の自殺の原因を作った当の本人が、まるで無関係で親切な人のように綺麗な花なんて持って現れて「あたしにできることがあったらなんでも」なんてふざけたこと言ったらそりゃキレますよね。

綾乃って、頭はものすごくいいけれど、精神的にはまだその頭について行っていないところがあるように思います。

本当に泉美の心のことを考えるなら、今は自分の姿を見せたりしない、花なんか供えるようなことをして神経を逆なでしたりすべきではないとわかると思うんですけれど、たぶん綾乃は自分がショックでそういう配慮をする余裕もなかったのかもしれませんね。

さて、このあと綾乃が格好いいお兄さんの言葉に従い、ちゃっかりCERNで働き出したりしたら、泉美はもっと逆上しそうですね。続きが非常に氣になりますが、今年はこれでおしまいですか……。来年の更新、首を長くして待たせていただきます。

今年一年、いろいろとお世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いします。

2019/12/26 (Thu) 04:03
TOM-F

TOM-F@管理人  

>八少女夕さん ありがとうございます!

>八少女夕さん

コメント、ありがとうございます。

そりゃあね、泉美にしてみれば『土下座したって許すか』となるのが普通ですよね。
綾乃の行動規範だと、花束を供えに行くのも、泉美に謝罪するのも、『正しいこと』なんです。それで受け入れてもらえなければしかたがない、なんですね。直情径行な子ですが、正しいことのためには自分の感情を抑えてしまいます。だから、配偶者がいる(と思い込んでいる)ベルナルドに縋りつけないんですが、相手にも無意識にそれを求めています。で、泉美に「助けて」と言われたので『正しい』回答をした、というわけです。まさか理系の泉美が、あんな理不尽な(気持ちはわかりますが)要求をしてくるとは、想像もできていなかった。そんなところです。
ただ、泉美にしてもあの「助けて」は、綾乃を陥れる罠ではなく、本音なんですよね。綾乃を責めてもどうにもならないとわかっていても、ああ言うしかなかった。
アルバート兄ちゃんのせいで、二人の女性が不幸になってしまいました。あのヘタレめが(笑)
綾乃には、この後もまだ試練が待っています。その結果、彼女がどんな選択をするのか。来年もお付き合いいただけると嬉しいです。

今年もいろいろとお世話になりました。
来年もよろしくお願いします。では、よいお年を。

2019/12/26 (Thu) 20:03

山西 サキ  

こんばんは~。

大丈夫です。さすが理系の綾乃、〝あたしにできることなら”って言ってますもの。人間を蘇らせるなんて、誰にもできませんから。
でも、ここを言い訳したら泉美もうぶち切れちゃいますよね。
綾乃はここへ行かずにはいられなかったのでしょうが、あまりに無神経、そして最悪のタイミングでした(物語ですからしようがない?)。
そして、目の前にこうして綾乃が現れたら、泉美はこうせずにはいられなかったのでしょうし、こう言わずにはいられなかったのでしょう。
ジョセフの助言や指示は的確ですし、綾乃もすぐにジュネーブに戻るべきだったと思います。ショックが大きすぎて的確な判断ができなくなっていたのかもしれませんが・・・。
ま、こういう所が綾乃の綾乃たるゆえんなのでしょうけれど・・・。
深く頭を下げて・・・その氷点に背を向けた・・・今の綾乃にはそうするしかないですね。
綾乃の先行きを気にしながら今年は暮れていきます。

体調を崩していましたのでコメントがおそくなりました。
すみません。
ようやく復活したところです。

追記;この記事で歳納めなのですね。もうそんな時期か・・・。
今年も大変お世話になりました。来年も変わらずよろしくお願いします。

2019/12/29 (Sun) 13:54
TOM-F

TOM-F@管理人  

>山西サキさん ありがとうございます!

>山西サキさん

コメント、ありがとうございます。

綾乃は予防線を張ったつもりはないのでしょうけど、結果としてそういうことになりました。まさか泉美があんなことを言うとは思っておらず、謝れればいいとしか考えていなかった綾乃には、完全に意表を突かれた格好です。謝罪する、あるいは何らかの償いをするという選択肢を封じられた綾乃は、なすすべもありませんでした。

泉美にしてみれば、ほんとにアルバートさえいればいいんですよね。だから報道だけだったら、それほど綾乃を憎むこともなかったんです、でも、こうなってしまったらもう、逆に綾乃を憎むしかない。
繰り返しになりますが、悪いのはアルバートで、綾乃はけして悪いことをしたわけではない。それを泉美もわかっているから、綾乃を憎むのは筋違いだとわかっている、それでもそうするしかない。

それぞれの氷点というわけです。

そうですね、ジョセフの言うとおりにしていたら、あんなことにはならなかった。でも、この先の展開もなかったでしょうから、物語としてはああしてもらうしかないわけです、はい。意地悪作者の面目躍如です(笑)

体調を崩しておられたとのこと、寒くなってくるようですので、どうかお大事に。
今年もいろいろとお世話になりました。いつもコメントをくださって、また作品でも絡んでくださって、ありがとうございました。
来年も、よろしくお願いします。

2019/12/31 (Tue) 22:40

lime  

ご無沙汰しています~。
ウーー、辛い。前回のラストから、いやな予感しか無かったですが、これは予想以上に辛いところまで追い込まれてしまいましたね。
綾乃の言動が、彼の死に全く関係なかったかと言われれば、誰も何とも言えないのが余計に辛い……。泉美も、100%綾乃のせいだと思っていないけど、こうしないと立っていられないんだろうなと。
誰にとっても辛いですね。
このあと、綾乃はどうやって自分を保って行くのか。
ここで手を差し伸べてくるのは、やっぱりあの人なのか。
個人的にはシュレーディンガー氏が最後に語った、実験の時の体験がすごく気になっているのですが。もろもろ合わせて、これからも楽しみにしています。
(ほんと、たまにしかコメントに来なくてすみません~)

2020/01/04 (Sat) 11:42
TOM-F

TOM-F@管理人  

>limeさん ありがとうございます!

>limeさん

こちらこそ、ご無沙汰しています。
本年もどうぞ、よろしくお願いします。

そうですね、今回とそして次回は、ちょっと辛い回になっています。まあ、人がひとり死んじゃいましたからね。当事者としては、大変なことです。

綾乃のやったことって、たしかに若気の至りというか勇み足ではありましたが、けして間違ったことじゃない。むしろ、自分のやるべきことに忠実だったとも言える。なのに、こんなことになってしまった。謝ってすむことではないけれど、それ以外にできることはない。泉美の無茶な要求も、予想はしていなかったけど、理解できないことじゃない。

泉美にしても、アルバートの死が綾乃のせいでないことは、わかっている。むしろ、アルバートの不甲斐なさや、彼を支えることができなかった自分への後悔の方が大きい。でも、失ったものの大きさに、ああいう態度をとるしかなかった。それがわかっているだけに、よけいに辛い。

ほんと、アルバートのヘタレめが。

綾乃っち、このあとかなり凹む展開になります。お気づきのとおり、彼女に手を差し伸べるのは、あの人です……って誰だよ(笑)

アルバートの回想は、酔っぱらっていたこともあって、かなり自分に都合のいい解釈をしていますね。あの実験でなにがあったのか。いずれ少しづつ書いていきますので、もうしばらくお付き合いくださると嬉しいです。

コメント、ありがとうございました。

2020/01/06 (Mon) 21:55

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