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【小説】エヴェレットの世界 第34話

 
一気に冷え込んできて、そろそろインフルエンザが怖い季節ですね。
先日、会社で集団の予防接種を受けました。これで安心……と思ったら、翌日から体調に異変が。
なんだか熱っぽいし、鼻水は出るわ、喉は痛いわで、完全に風邪の症状。
まさかこれ、予防接種のワクチンで、発病したのか?
どれだけ虚弱体質やねん……。


さて、『エヴェレットの世界』の今回のお話。
今回は、ぼんぼんでちゃらい遊び人学者、ベルナルドの昔語りです。全編、彼の一人語り……ウザいです(笑)
もうね、この人、なにを語っても、ズルいという感じしか、しないですね。
そして、申し訳ありません。話の流れで、どうしてもここで語らせておく必要がありまして。
ほんとはもっと前に挿入すべきエピソードだったんですが、先送りしているうちに、にっちもさっちもいかなくなってしまいました。
すみません。

次回、第35話は2週間後の12/04(水)に投稿予定です。
アルバート兄ちゃん、寒い橋の上で一話分待ちぼうけです。凍死してなければ、いいんですがね(笑)

 wien02 bn
 
 ハイゼンベルク家の力は、たとえ離れていても、ぼくをがんじがらめにしばりつける。その重力には、絶対に抗えない。まるでブラックホールのシュバルツシルド半径から、なにものも逃れられないように。
 狭く、そして閉ざされた、この世界のなかにいるしかないのだ。


   Article 34 : fall in gravity - 抗いがたい重力(中)

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TOM-F
Posted byTOM-F

Comments 4

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八少女 夕  

こんばんは。

TOM−Fさん、お疲れなのでは。どうぞお大事に。

さて、お姉ちゃん、「ゲッペルス夫人かい」と一瞬ツッコみましたが、今どきゲルマンオンリーはともかく、ロマはダメだというのは、あるあるかもしれませんね。
っていうか、ベルナルドのお好みは全部アウトでは。お姉ちゃんのお眼鏡からしたら、どんなに聡明でもアジア人は当然ながらアウトでしょうけれど、ユーゴのニーナもアウトですよね。

もっとも、お姉ちゃんに反抗しきれなかった生ぬるい根性では、ロマの姻戚になって渡り合っていくのは、きっと無理。そっちの因習につきあう方がきっともっと厳しい。骨までしゃぶられて終わりそう。そういう意味では、お姉ちゃんはグッジョブだったのかも。

で。
今のベルナルドの思惑は、もちろん彼の考えの一面だけであって、綾乃に対する想いは単純に利用したいということだけではないのでしょうけれど、綾乃にしてみたら「なんなの、それ?」じゃないでしょうか。それも綾乃自身が「可能なら物理学で身を立てたい」「CERNにコネ欲しい」と思っているのならウィンウィンかもしれませんけれど、全然畑違いですしねぇ。

ベルナルド、むしろノエル殿下と結婚すれば? そしたら、お姉ちゃんも大喜びするよ。(無茶な提案)

2019/11/21 (Thu) 05:09

山西 サキ  

こんばんは~。

ベルナルド、かなり甘ちゃんだと思っちゃいますけど?
マルガレーテ「ゲルマン民族以外の血を入れることは認められません」って言ってましたよね?自らも「その重力には、絶対に抗えない」って言っちゃってるじゃないですか?
綾乃ならOK?
たしかにスペシャルで優秀ですけれど、彼女アジアの片隅、日本の一般的な家庭の娘さんでしたよね?ハイゼンベルク家は絵夢ですら即効却下しそうな勢いですよ。
そりゃ、利用価値はありそうですから、これくらいの接触なら邪魔はしないでしょう、警察にくらい圧力をかけてくれるでしょう。
でもそれはベルナルドが監視下にあるという証拠ですし、認めているということとは全く別の次元で、とっても甘い考えだと思うんですけれど。

ナディアの本心は分かりません。もし彼女の言ったことが本心だったとしても、幸せな結婚生活を送れたかどうか・・・無理だったような気はします。
彼女がロマだったという根深い問題もありますが、ベルナルドがもう1つ信用できません。なにしろ彼はシュバルツシルド半径内の人間ですからね。そんなんでそんなにうまく立ち回れる?
サキはナディアが本心でそういっていたと思いたいのですが・・・。
“あのときつかめなかったもの”ってナディアのことじゃないとしたら、いったい何だったんだろう?


綾乃、現時点では盛り上がってますけれど。彼女にとってありがた迷惑な申し出になっちゃったんじゃないのかな。

2019/11/21 (Thu) 19:51
TOM-F

TOM-F@管理人  

>八少女夕さん ありがとうございます!

>八少女夕さん

そうですねぇ、疲労がたまっているのかも。温泉行って、美味しいもの食べたい。

さて。
あの姉ちゃん、過激ですよね。と言っても、まあ家訓みたいなものでして、彼女の一存ではどうにもならないんですよ。イマドキなのにねぇ。
ベルナルド、あえて姉ちゃんに刃向かうかのような、カノジョ選びですよね。だから結婚もできないんですよ。ニーナはもちろん、綾乃もアウトですね。ただ、姉ちゃんは政治家でもあるので、そっちの計算はできます。綾乃の使い道は、ベルナルドの予想とそれほど違っていない模様。なんだかんだ言っても、やはり姉弟ですねぇ。

ああ、そうですね。ロマたちの姻戚ともなると、いろいろと大変そうですね。ベルナルドでは、たしかにダメだったかも。過保護気味の姉ちゃんの干渉、案外、ベルナルドには必要なのかも。

ベルナルドは、ナディアとの一件で、自分の不自由さを思い知りました。「好き」というだけでは、一緒にはなれない。だからスペックに興味がいっている、という面はあります。綾乃のことはほんとうに好きなので、利用するだけということはさすがに考えていませんが、実家に綾乃を認めさせるために、彼女の才能は利用するつもりです。
いずれにせよ、綾乃の気持ちはたしかめていないわけで、独りよがりというか、自分勝手な男ではあります。
もっとも、綾乃の方も凹んでいる状態なので、ベルナルドの言葉を額面通り(イロコイは棚上げで)受け取っていて、揺れています。そのあたりは、次話で。

おお、ベルナルドとノエルですか。これは斬新な提案。
でもあいつ、いちおう国持ちの身なので、結婚するとしたらベルナルドが入り婿になるんですよね。それに、聖剣を振り回す騎士王やら、英国製瞬間湯沸し器な手下やら、嫉妬全開でにらみつける斎宮やら、魑魅魍魎の巣窟ですからねぇ。下手したら、骨も残さず……とかになりそう(笑)

コメント、ありがとうございました。

2019/11/22 (Fri) 20:45
TOM-F

TOM-F@管理人  

>山西サキさん ありがとうございます!

>山西サキさん

ああベルナルド、やつはちゃらいだけじゃなくて、たしかに甘ちゃんですね。
ナディアのときに大失敗しているのに、もしかしたら才能があって利用価値がある女なら……みたいな願望を持ってます。それに、頑張ってキープしていれば、いずれ状況がかわるかも、なんて考えてますからね。オメデタイやつですわ。
ちょっと優秀だけど、日本のごく一般的な家庭の娘ですからね、綾乃は。姉ちゃんは、速攻で却下ですよ。ただ、おっしゃる通り、結婚はさせられないけど利用価値はある女、というふうには見ているようです。そういう意味では、ベルナルドの発想とよく似ています。さすがは実の姉弟。

ベルナルドは、ナディアとのときは、完全に自分の身分とか不自由さとかを、見誤っていました。ナディアの出自を考えれば、どのみちうまくいくはずもなかったのですが、もうちょっとうまく立ち回れば、あんな結果にはならなかったでしょうね。青春時代の甘酸っぱい思い出くらいには、できたんじゃないでしょうか。
ただ、あの一件で、ベルナルドは学習していますので、いきなり事を運んだりはしません。綾乃をキープしつつ、少しづつ自分の自由に動ける「半径」を広げていく算段のようです。

あのときつかめなかったもの……。それは、「ナディア」という彼女の名前が象徴しています。飼い殺し同然のベルナルドにとって、綾乃をパートナーにすることは、それに一歩近づくことになると考えているんですね。

綾乃っちも、気持ちが凹んでいるので、ベルナルドの提案を恋愛抜きにして、文字通りの意味に受け取って揺れています。そのあたりは、次話で。

コメント、ありがとうございました。

2019/11/22 (Fri) 20:47

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