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オリジナル小説書きさんへバトン

ブログのお友達 八少女夕さん がなさっていた『オリジナル小説書きさんへバトン』をいただいてきました。
最近、ネタ枯れなので、ありがたく使わせていただきます!

Q1. 小説を書き始めてどのくらいですか?

 曲がりなりにも小説の体をなしているモノで、他人様にお見せしたモノを書いてから、すでにn十年……。年数だけは経っているなぁ(遠い目)

Q2. 処女作はどんなお話でしたか?

 当時所属していた某クラブの文集に寄稿した、紀行文もどき。滋賀県北部の賤ケ岳と余呉湖を旅する「僕」のお話。ホントにしょうもない作品で、読み返すと悶絶するので、未来永劫に渡って封印するつもり。

Q3. どんなジャンルが書きやすいですか?

 旅行が好きで紀行文から入っているので、そういうジャンルが書きやすい……書いてないけど(笑)
 内容よりも雰囲気重視のデコレーション系小説ばかり書いている。たぶん、そういうのが好きなのだと思う。

Q4. 小説を書く時に気をつけていることは?

 文法とか作法とか、そういうムズカシイことは無理なので、気にしていない。誤字、脱字、誤用をなるべくしないように、あと、なるべく誤解なく内容を伝えられるように言葉を選ぶ、くらいかなぁ。

Q5. 更新のペースはどのくらいですか?

 最近は、年に数回という有様。もっと書きたいと思っているけど、書けないんですよね~。

Q6. 小説のアイデアはどんな時に浮かびますか?

 執筆以外のことをしているとき。テレビの特集なんかを観ているときが多いように思う。あと会社の会議中とか(苦笑)

Q7. 長編派ですか? 短編派ですか?

 短編ですねぇ。というか、書く前に息切れがしてしまって、長編が書けない。これは深刻だorz

Q8. 小説を書く時に使うものはなんですか?

 ずっとMicrosoft WORDのお世話になっていたが、最近、動作が不安定になってきたので、怖くて使えなくなった。しかたがないので、無料テキストエディタの「Mery」を使い始めた。

Q9. 執筆中、音楽は聞きますか?

 ウォークマン&イヤホンで、J-POPとかアニソンとかクラシックを聞いていることが多い。BGMとして聞き流すだけだけど。

Q10. 自分の書いた小説で気に入っているフレーズを教えてください。

 では自慢を兼ねて、三つほど。

『妹背の桜』第三章「幻月」より

 そのときのあのひとの笑顔を、わたしは忘れることができないだろう。
 喜んでいるのか、悲しんでいるのか、笑っているのか、泣いているのか。どうすれば、人はこんな表情ができるのだろう。あのひとが、とても遠くに感じた。それは、わたしには絶対に触れることができない笑顔なのだと思った。
 その瞬間、わたしの中に、ひとつの火が点った。ちがう、とわかっていた。けれど、その火はどんどん燃え上がった。もう、心も身体も、わたしの言うことをきかなかった。


『あの日、星空の下で』「Sign08. レオ・シューティングスター」より

「じゃあ、行ってくるね。智之ちゃん、詩織ちゃん」
 小さく手を振った綾乃は、リュックを肩にした。
 ポニーテールとシュシュと背中のリボンが、ゆらゆらと揺れながらセキュリティチェックの人の列に飲み込まれていく。綾乃はもう、振り返ることはなかった。
 そのとき、不意に、僕の胸がぎゅっと締め付けられた。あのゲートの向こうは、僕には手の届かない世界だ。綾乃が、いつまでも手を繋いでいられると思っていた幼馴染が、とても遠くに感じた。
「綾乃っ!」
 聞こえるはずがないとわかっていたが、僕は思わずそう叫んでいた。そのあとに言うべき言葉など、考えていなかった。ただ、もう一度、綾乃に振り向いて欲しかった。


『ウィーンの森』より

 秋の日の午後、イズミがいつもの席でメランジェを飲んでいると、不意に風にのってシュテファン寺院の鐘の音が聞こえてきた。彼女は、カップを両手で包み込むように持ちながら、目を閉じてその音に聞き入った。祈り、憧憬、あるいは思慕だろうか。僕にはうかがい知ることもできない心情が、イズミの横顔にかすかな陰影を浮かび上がらせていた。風に黒髪が揺れるたびに、その横顔は微妙に表情を変えた。僕は言葉を失い、彼女を見つめることしかできなかった。
 鐘の音が止むと、イズミはひとつため息をついてから、口をひらいた。


Q11. スランプの時はどうしてますか?

 執筆とは関係ないことをする。最近はずっとスランプなので、執筆と関係ないことばかりしているという、笑えないオチに。

Q12. 小説を書く時のこだわりはありますか?

 前にも書いたことがあると思うけど、登場人物がその時その場所で、見えたもの、聞こえたもの、感じたものなどを書き込みたいとは思っている。それと、創作(フィクション)以外の部分は、できるだけリアリティを持たせたい。追体験をしてもらえれば、とか不遜にも考えているので。
 あとは情景が動画として見えるように書きたいと思っている。将来の映画化が前提……(以下自粛)

Q13. 好きな作家さん&影響を受けた作家さんはどなたですか?


 北杜夫、宮脇俊三、佐々木丸美ですね。あとは、福井晴敏、森博嗣、瀬名秀明、小野不由美なんかも好きですし、影響を受けていると思います。

Q14. 感想、誤字脱字報告、批評……もらえると嬉しい?

 嬉しいです。やはりネットに流しているのは、反応が欲しいからだし。 たんなる誹謗中傷でなければ、きついご意見や批評もOKです。もちろん、褒めてくれるとすごく喜びます。

Q15. 最後に。あなたにとって「書くこと」はなんですか?

 趣味そして娯楽。それを超えるレベルにはできそうもないし、それ未満のレベルではやりたくないので。


みなさんすでになさっているバトンですが、夏休みを持て余しているヒマな方がいらっしゃったら、お持ち帰りくださいませ。
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コメント
1360:こんばんは! by 山西 サキ on 2017/08/14 at 18:04:46 (コメント編集)

サキのブロ友さんって結構創作歴の長い方が多いんですよ。
TOM-Fさんもn十年、やっぱりね・・・という感じです。
TOM-Fさんはサキとは全く違った感じの小説を書かれるんですけれど、似ている部分もあります。恐れ多いなと思いながらそういう印象を持っています。

似ているといえば、最近書けなくなっているとのこと、サキと同じですね。ご同情申し上げます。やっぱり猛暑だからでしょうか?
お互いマイペースで書いていきましょうね。
そしてアイデアの浮かぶ場所、あるある!ですよ。
エディターは「MKエディター」を成り行きで使っています。だってミクエディターなんですもん(嘘です)。
あ、やっぱりこだわりのイヤホンなんだ。サキもイヤホンで聞いてますね。

TOM-Fさんのキャラクターって、ちゃんと恋愛をするんですよね。文章からはキャラクターたちが悩み、苦しみ、そして喜ぶ様子が伝わってきます。
レオ・シューティングスターの綾乃のポニーテール、自分が見ているように感じましたもの。
サキのキャラクターって一応そういう風には見えるんですけれど、どうも感情が希薄な気がします。作者の気の入れ方が違っているのかなぁ。

あ、映画化が前提・・・って、これもあるある!そんな空想(あ、妄想か)抱くことってありますよ。

宮脇俊三って鉄道紀行を書いてた方だ。「時刻表2万キロ」とか・・・と、“先″が反応しています。そういえばサキもこの本読んだことが・・・。
旅行記を書かせたら臨場感たっぷりのTOM-Fさんですから、さもありなんですね。実はサキはTOM-Fさんの旅行記のファンだったりします。

書くことは趣味、娯楽、あ、これくらい自然体でいいのか・・・なんとなく納得。

1361:受け取っていただきありがとうございます by 八少女 夕 on 2017/08/17 at 05:37:43 (コメント編集)

こんばんは。

そうか。紀行文小説から入っていらっしゃるのですね。
確かに今発表なさる紀行文、グルメ案内などにも、ときおり物語性を感じますよ。

それからn十年なのですね。

年に数回って、そんなに少ない印象はまったくないんですけれど、最近お忙しいのかなと思ったりしています。リアルでやることがたくさんある時って、氣がつくと全然書いていなかったということもありますよね。でも、編集者が待っているわけでもないので、のんびりと書けるときだけ書いていく無理のないスタイルが一番だと思います。

あ、でも、ニューヨークのお二人には早く復帰して欲しいけれど(笑)

お氣に入りのフレーズ三つは、さすがに作者がピックアップするだけあって、本当にTOM-Fさんらしい文章を選ばれましたね。これだけで、キャラの人となりや、読んだ時に本当に脳内映画化されていたシーンが映像的に蘇りましたよ。

ますます続きを要望したくなってしまいます(しつこい)

あ、会社の会議中に「げっ、これはすごくいいアイデア! 絶対に逃したくない」なんてのが出てきちゃった時はどうなさるんですか? 資料の端っこにメモとかしちゃいます?

1362:>山西サキさん ありがとうございます by TOM-F@管理人 on 2017/08/17 at 23:59:20 (コメント編集)

>山西サキさん

 お返事が遅くなり、申し訳ありません。お盆休み終了、通常モードに復帰しました。

 創作歴は長いですけど、ホント、長いだけって感じなんですよねぇorz
 私も山西サキさんと似たところがあるなぁとは思います。たとえばSFであったりメカであったり小道具であったり、そういう書き流してしまっても問題ないだろう部分へのこだわりとか。
 昨今のスランプは、この猛暑とインプット不足のせいかなぁ。なんか仕入れて行かないと、出てこないですよね。はい、マイペースでいきましょう。
 アイデアが浮かぶのって、なんか小説と関係ないことをしている時が多いですよね。山西サキさんも、そうでしたか。なんででしょうねぇ。
 イヤホン利用は、通勤電車の中で聞く(書く)ことがほとんどなので、というのが事情なんですよ。ヘッドホンだと嵩張りすぎて持ち運ぶのが大変ですから、やはりイヤホンになります。最近のものは、けっこう音もいいんですよ。
 紹介(自慢)させていただいたフレーズは、思えば三つとも恋愛がらみでしたね。まあ智之のは微妙ですけど(笑) 情景やキャラの心境が伝わったのなら本望です。書いてよかった。
 山西サキさんの作風がクールなので、心理描写の濃度が薄いように感じるのかもしれませんけど、それはそれで読み手の解釈が生まれる余地があるように思います。
 映画化はホントに夢です。書籍化なら自費出版とかいう手もありますけど、映画化はねぇ。
 おお、宮脇俊三をご存じでしたか。そうそう「時刻表2万キロ」。乗り鉄の私にとっては、宮脇俊三は偉大な先人であり、文章の師匠でもあるんですよ。文章はとても敵いませんけど、乗り鉄の方は、もう少しで追いつきそうです(謎)
 旅行記は書いていて楽しいですし、基本、出かければネタは拾えるので、楽です。また書かせていただきますので、お楽しみに。
 そうなんです。「書くことは趣味、娯楽」。そういうポジションに置いておきたいんですよね。

 コメント、ありがとうございました。

1363:>八少女夕さん ありがとうございます by TOM-F@管理人 on 2017/08/18 at 00:00:31 (コメント編集)

>八少女夕さん

 バトン、楽しく書かせていただきました。たまにはこういう「振り返り」も必要みたいですね。

 紀行文といえるほど高尚なものでもないんですけど、紀行もの、くらいですかね。実際に行った旅行に、こういうことがあったらいいよね、という妄想を混ぜたものです。ですので、八少女夕さんの作品と比べると、穴が合ったら入りたいくらいのものです(笑)
 はい、n十年です(今さら隠してもw)
 なんだか最近、小説を書くのってこんなにエネルギー要ったんだ、と感じることが多くて。書き始めた頃は、書くのに夢中で、そういうことを感じる暇もなかったのかなと思っています。もともと筆は遅い方なので、お言葉に甘えて、のんびりやらせていただきます。
 ニューヨークの二人は秋から冬くらいの間に、連載を始められたら……というペースで進んでいます。なんかワケのわからない、カオスな内容になりつつあります(笑)
 あのフレーズで、キャラのひととなりや映像が伝わったのなら、大成功です。ほんとうに嬉しいです。
 あ、そういえば「妹背の桜」も、続編書くって言ったままだったorz。残りの二つは、今書いている作品に統合されますので、お楽しみに。
 会議中に浮かんだアイデアは、議事のメモを取るフリをしてノートにささっと走り書きします。今までバレたことはありません(良い社会人は真似をしないようにw) 

 コメント、ありがとうございました。

1364:うむうむ by 大海彩洋 on 2017/08/20 at 15:52:13 (コメント編集)

夕さんの「ニューヨークの二人」に1票。
あのニューヨークの二人は、ジョルジアの気持ちを思ったらくっついて欲しいですよね。というのか、それなら納得という面も大きいし。となると、あの優柔不断男子はやっぱり○○ちゃんと……(あれこれ思いを巡らすのであった)
と、いきなり「気に入っているフレーズ」の部分を読んで、懐かしく感じているところから入りました。このワンシーンに智之の色んな面が入っているなぁ~~~

それはともかく、そうかぁ、TOM-Fさんもn十年グループだったのですね。でも、まぁこれは長さじゃなくて、密度の問題だなぁと思うこの頃です。自分のペースでしか書けないし、書けるときに書くしかないし、何よりも実生活上の仕事は待ってくれませんものね。
小説の方は、こちらも気長に待っておりますので!(自分の事は棚上げ~)
自分の書きたいものを書けて、少ないけれど待ってくれる人がいるって素晴らしいことですよね!(こうして甘やかされるから、お互いに書く書く詐欺を働いてしまうのか……)

会社の会議中! あるかもなぁ。そうそう、大事なメモだから……(こそこそ)。でも全く関係ないところでわき出したときに、書き留めることもできないしってこともありますよね。某有名作家さんが、いつも外食先で食事中に思い立つので、箸袋に書いてるって言ってたなぁ。私はよく食事中に仕事の電話がかかってくるので、メモをナプキンに書いていますが……くちゃくちゃになる。

そして、紀行文から、っての、なるほどと思いました。TOM-Fさんのお話も情景描写が素敵ですよね。その場所の質感みたいなのを伝えるのって、実は結構難しいと思うのですが、それをいつも上手く書いておられるなぁと思っているのです。それを拝読すると、やっぱりこれは実体験に違いなと思うシーンもたくさんあります。皮膚に感じてもらえるようなシーンを書けるってのはいいなぁともいます。
そうそう、映画化! ですよね。私も、時々勝手にテーマソングとか、このシーンはあの場所で撮影して、とか、考えているときがあります^^; 考えるの、自由ですものね!

1365:>大海彩洋さん ありがとうございます by TOM-F@管理人 on 2017/08/22 at 20:11:25 (コメント編集)

>大海彩洋さん

おっと、これは新シリーズ『ニューヨークの二人』を書けというご要望ですね。では早速……書く書く詐欺・常習(笑)
ボチボチと書き進めてはいるんですけど、すみません、なんとか今年中には連載を開始したいかな、というところです。あの二人、果たしてくっつくんでしょうかねぇ。まあ、とんでもなく意地悪な作者ですので、その辺りはお楽しみに。

あのシーン、自分的にはめっちゃ映像化したいんですよね。もちろんロケは関西国際空港で。

ええ、密度ですね。私、めっちゃくちゃ薄いですけどね。たぶん、0.1ppmくらい(単位古っ)
リア充といえば聞こえはいいんでしょうけどねぇ。なんか忙殺されるだけって感じで。大海彩洋さんも、とんでもなくご多忙なご様子ですが、くれぐれもご自愛くださいませ。

自分の書きたいものを書く、これはアマチュアの特権ですし、ありがたいことにそんな作品を待っていてくださる人がいる、これはネットのおかげですね。ホント、感謝です。

そうそう、会議中ならまだメモもとれるんですけどね。どうしようもないときに思い浮かんじゃったら、頑張って憶えておくしかないですよね。え、箸袋とか紙ナプキンにメモ……なんかちょっとカッコイイかも。

私も、その場所の肌触りや空気感みたいなものを書ければいいなぁと思っています。お褒めの言葉はすごく嬉しいのですが、大海彩洋さんや八少女夕さんの豊富な経験に比べれば、私はほんのちょっと旅行に行ったくらいのものなんですよ。やはり積み重ねたものの量の違いは、文章にも出てくると思います。追いつけるかなぁ(遠い目)

そして、夢の映画化。オファー待ってるんですけどね。監督やキャストも考えてあるのに、なんで声がかからないのかなぁ(笑)

コメント、ありがとうございました。

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