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『花心一会』 第七会 「その、花に誘われた場所で」

 『花心一会』

 ひとりの客のために、一度きりの花を活ける、「花一会」。その奥義を持つ華道・花心流の若き家元と、その客人たちとの交流を描くスイート系ヒーリングノベル。

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     【素材画像】syuni ( Illust AC )

 第七会「その、花に誘われた場所で」

 ひとり暮らしの彩花里の庵に、二匹の猫が出入りするようになった。
 仲秋の名月を祝う、月見の宴。その日もやってきた猫たちに、彩花里は「一緒にお月見をしよう」と声をかける。
 仕事で外出したついでに、月見の宴の買い物をすませた彩花里は、そこで意外な人物を目撃する。
 誘われるようにその人物の後を追った彩花里は……。

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      月刊・Stella(ステルラ)10月号参加 小説・短編  stella white12


今回は、彩花里の持つちょっと不思議な才能(?)が呼び込んだ奇譚です。
彩花里は、じつをいうと「見える」系の人だったんです、はい。

このお話、スタジオジブリのアニメ作品から着想を得ています。たぶん気付かれた方は多いと思いますが、「耳をすませば」「猫の恩返し」です。この二本の映画は、ジブリ作品のなかではわりと好きな作品だったりします。
猫の名前が「ムーン」と「バロン」とか、自分でも笑っちゃうくらい、まんまです。いやあ本家の「バロン」は、すっごくかっこいいんですよ。うちにも一体、欲しいくらいです。

猫にはくわしくないので、作中で触れた内容については自信がありません。ムーンはボンベイ、バロンはアビシニアンという猫をイメージしています。
  ※画像はネットでひろったものです。

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さて、今月のお花は、ススキです。
え、猫の話じゃないのかって?
ちがいますよ~、ススキのお話ですよ、ススキの(力説するところが怪しい)
月見には必須のアイテムですが、活け花として数本を飾るより、一面のススキ野原の方があの草花には似合っていると思います。こんどは、そっちのイメージで書こうかな。って、いつまで連載するつもりやねん(笑)

ススキには、「尾花(おばな)」という別名があります。「幽霊の正体見たり枯尾花」で有名ですよね。動物の尾に似ていることからその名がついたようですが、猫ってああいうのにじゃれつくのが好きですよね。
それと、ススキはイネ科の植物なので、猫は好んで食べるのだそうです。口の中が血まみれになりそうな、壮絶な食事光景が思い浮かびますが(笑)

ちなみに、ススキの花言葉は「心が通じる」だそうです。
なんか、微妙に意外な気がしませんか?

以上、今回のどうでもいいお話でした。
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コメント
699: by 八少女 夕 on 2014/10/02 at 04:01:58 (コメント編集)

あ、バロンだから男爵なんですね。紳士の姿をしていても、やっぱり揺れるとつい戯れついちゃうんだ(笑)
その姿と彩花里の無言の非難の視線がおかしくて、にやついてしまいました。

黒い子は女の子なのですね。その方に化けるか……。

こういうパーティになら、私も招いてほしいです。招いてくれないかなあ……。

701:Re: タイトルなし by TOM-F@管理人 on 2014/10/02 at 20:10:57 (コメント編集)

> 八少女夕さん

なんだか、うちの男の子たちは男爵位の方が多いです(笑)
かっこつけていても、もとがもとですから、目の前でふわふわされるとつい……。
あの場面は、笑いをとるところでしたので、成功です。ふふっ。

こういうパーティがあったら、私も参加してみたいです。
次回は、八少女夕さんに招待状を出すように、伝えておきますね。

コメント、ありがとうございました。

702:ほんとだ by 大海彩洋 on 2014/10/03 at 00:46:55 (コメント編集)

これぞTOM-Fさんワールドって感じに思えました。
そうそう、ジブリの世界みたいな、でもジブリよりももっと透明は世界に思えます。
いいなぁ、ねこさんたちの招きを受けるなんて。絵本か童話の世界に入り込んだみたいです。
バロンは薄にじゃれたかったんですね^^;
彩花里の素直で無垢なイメージがまた際立つようなお話でした!
夕さんと一緒に私にも招待状が欲しいなぁ。

703:Re: ほんとだ by TOM-F@管理人 on 2014/10/04 at 00:23:47 (コメント編集)

> 大海彩洋さん

TOM-Fワールド、楽しんでいただけましたか。
絵本とか童話のような世界って、一回書いてみたかったんですよね。ジブリより透明感があるなんて、嬉しくて舞い上がってしまいそうです。

バロン、ススキの穂が気に入ったみたいですね。かっこつけてても…ですからね。しょうがないです。
彩花里は、いつも人のために頑張らせているので、今回はちょっとしたご褒美です。

ネコの月見パーティ、次回開催のときには大海彩洋さんにも招待状を出すように、伝えておきますね。

コメント、ありがとうございました。

704: by 山西 サキ on 2014/10/04 at 19:48:43 (コメント編集)

TOM-Fさん楽しんでますね!
よっぽど書きたかったのかな?細かいことは置いておいてハッチャケてますよ。
予感はありますし、“ちりん”でもうばれてますよ。
それでもお話しはとても楽しいものになっていると思います。
何しろムーンとバロンですからね。
サキも「耳をすませば」は大好きですので、彩花里がこのコンビにこの名前をつける、これだけで彩花里の人柄が少し理解できたような気がしています。
サキがお話をしても大丈夫そうです。
TOM-Fさんの作られた不思議の世界、サキが理屈をどうのこうの考える以前にスッと入り込んできてそのまま楽しめました。
彩花里もそんな感じだったんでしょう。
きっと素晴らしい宴たっだんだろうな。
ススキの出番が微妙に少なかったように思うのですが「心が通じる」?
だったらいいか……。
面白かったです。

705:Re: タイトルなし by TOM-F@管理人 on 2014/10/05 at 10:42:29 (コメント編集)

> 山西サキさん

えへへ、わかりましたか。
今回は、自分がいちばん楽しませてもらいました。こういう「不思議」系はあまり得意ではないのですが、彩花里はこういうお話と相性が良さそうなので、これからも書いてみたいです。

サキさんも「耳をすませば」がお好きなんですね。嬉しいなぁ。あの映画、よくできているとおものですが、ジブリ作品の中では影が薄いですからね。
お、彩花里に友達ができそうですね。あの子は、親とかきょうだいとか友達とか、そういう身近なひとがいませんので、ありがたいですね。

さて今回の猫の宴会(パーティ)は、いわゆる「猫の集会」のお月見版ですが、猫が月を見るのが好きみたいな写真と記事をみかけて思いつきました。当初はススキの穂が月光を浴びて・・・的な、わびさびな感じで行こうと思っていたのですが、描いているうちに猫がメインになってしまいました(笑)
でも、楽しんでいただけて良かったです。

コメント、ありがとうございました。

919: by けい on 2015/06/20 at 20:46:07

ちりん、でファンタジックの世界へ・・・
素敵なパーティーでしたね。
すすきとアールグレイが妙に合っているような・・・
男爵なのに、なんか子どもっぽさがあるような・・・?

秋の夜長に一人でいると、不思議な世界に呼んでいただけるのか。
あえっと、彩花里さんだからですね・・・^^
ネコちゃんたちの緑の目が印象的でした^^

920:Re: タイトルなし by TOM-F@管理人 on 2015/06/22 at 19:30:00 (コメント編集)

≫けいさん

コメ返、遅くなってすみませんでした。

ネコの生態に詳しいわけではないんですが、月の夜にはパーティとかやってそうなので、そういうイメージで書きました。
ススキとアールグレイ、ちょっとオトナな感じで、いいかなって。似合ってます? よかった。
あの子、「男爵」なんて名乗ってますけど、やはり習性は隠せないようで(笑)

そうですね、一人でお月見とかしてると、不思議な夜会にお呼ばれできるかも……まだ私には声はかかりませんけど(爆)

コメント、ありがとうございました。

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