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『花心一会』 第六会 その、花が見つめるものは

 『花心一会』

 ひとりの客のために、一度きりの花を活ける、「花一会」。その奥義を持つ華道・花心流の若き家元と、その客人たちとの交流を描くスイート系ヒーリングノベル。

    KSIE-IMG00.jpg
     【素材画像】syuni ( Illust AC )

 第六会「その、花が見つめるものは」

 夏の終わり、ひまわりのイベントに参加した彩花里は、そこでひとりの女性スタッフに出会う。
 健気に振る舞うその女性は、じつは深い悩みを抱えていた。その悩みを打ち明けられた彩花里は……。

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      月刊・Stella(ステルラ)9月号参加 小説・短編 stella white12


今回は、ヒマワリです。
夏の花といえば、やはりヒマワリですよね。で、夏らしくすっこ~んと明るいお話にしようと思ったのですが……。
はぁ、やっぱり湿っぽいわ。
え、どこが生け花やねん、ですか? まあまあ、野暮なツッコミはナシということで(笑)

ところで……。
最近、ヒマワリの花の一部をむしって、顔を描くことが流行っているらしいです。こんな感じです。

   140903-001.jpg

画像はネットで拾った素材ですが、面白いですよね。
このお話も、そこからインスピレーションをもらいました。まあ、ヒマワリにとっちゃ迷惑なことでしょうけど。

ところで。
「ひまわり」という映画を観たことがあります。もちろん、DVDです。
いまだに人気のある映画なので、ご存じの方は多いと思います。たしかイタリアの女性が出征した恋人を探しにロシアまで行くというお話だったと思いますが、残念なことにストーリーははっきりとは覚えていません。ただ、画面いっぱいのひまわり畑と哀愁に満ちた音楽が強烈で、そのシーンだけは記憶に残っています。ちなみにロシアの国花は、ヒマワリなのだそうです。

ヒマワリの花言葉は「わたしはあなただけを見つめる」「あこがれ」です。
ヒマワリは、太陽の方向を向いて咲くというイメージがあるので、そこからつけられたものでしょう。けれど、それは成長して花が咲くまでの間のことで、花が咲くと東に向いたままで動かなくなるそうです。
そういえば、花の重さでうつむいちゃってるやつもちょくちょくいますね。なんか、見かけより根性のない花だなぁ(笑)

以上、今回のどうでもいいお話でした。
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コメント
672:こんばんは。 by 山西 サキ on 2014/09/05 at 23:10:52 (コメント編集)

う~む。清香は本当に大丈夫なんでしょうか?
悲しいクリュティエのお話しを聞いてしまった先には、クリュティエと清香はダブって見えます。花になってしまうほど彼を思い詰めた彼女の気持ちは、なかなか大丈夫にはならないような気がするのです。
それが恋ってもんじゃぁないでしょうか。
でも彩花里の気持ちはきっと伝わっていると思います。
彩花里のフォローでこのどうにもなりそうにない恋路が少しでも癒やされるなら嬉しいなと思います。

でもこのアポロンのような彼、清香を他の女の子と同じようにしか見ていないのでしょうか?
TOM-Fさんの物語ですから、そうではない可能性だって考えられます。
男はみんなアポロンではないのです。サキはそう思いたいです。
ちょっと切ない、そして素敵なお話しでした。

673:Re: こんばんは。 by TOM-F@管理人 on 2014/09/06 at 18:21:09 (コメント編集)

> 山西サキさん

そうですね、清香にとってこの恋は、あまりいい結果にはならないだろうと思います。ただ、救いなのは、本人がそれに気付いていることですね。まあ、若いうちにはこういう恋もあっていいんじゃないかと思います(って、オマエは何歳だよっ!)
彩花里がなにをしてもしなくても、この恋の行方に大きな影響はないでしょう。でも、苦しいなかでも笑うことの意味を清香が思い出してくれたことで、彩花里も「大丈夫」だと思ったのです。
ご安心ください、この男はロクでもないやつですけれど、当然、そうでない男性の方が圧倒的に多いです……たぶん(爆)

コメント、ありがとうございました。

674:かわいい~ by 大海彩洋 on 2014/09/06 at 18:53:21 (コメント編集)

このひまわりにこちゃん、可愛いですね~~
少しお堅いイメージの生け花の世界に生きる彩花里ですが、こんなのもありなんだ、それが花の心を生かすことにつながるなら、こういうのもいいんだな、と感心しました(*^_^*)
いえ、これこそ花の生かし方、なのかもしれませんね。

でもでも、私も、そんな男、後で泣くだけだから、こっちから願い下げちゃいなさい、って言いたくなっちゃうのですが……あぁでも、分かるんですよね。そうそう、若い時の恋ってこんなのなんですよ。こんな奴ろくでもないってのはちゃんと分かっているのですけれど、でも私はこの人から離れらないと思いこんじゃっているんですよね。
えぇ、おばさんになったら分かることなんですけれどね。この人でなけりゃ、なんてことは全然なくて、そもそもこんな男は結構薄っぺらいんだって。でも、それは亀の甲より年の功、と分かってから言えること。

何より、向日葵の使い方がとても素敵でした(*^_^*)

675:Re: かわいい~ by TOM-F@管理人 on 2014/09/09 at 00:37:21 (コメント編集)

> 大海彩洋さん

お返事遅くなってすみません。

可愛いですか、よかった……って、ヒマワリの方ですか(笑)
華道の家元ではありますが、彩花里はわりとゆるゆるです。そうですね、花と人の関係を個々人に合わせてつくっていくことが、彼女の華道の本質的な部分になっています。花を生かせているのか、ちょっと心配ではありますが。

あの男はねぇ、ダメですよね。ああいうのにひっかかると、たいていは女性が泣きを見ちゃうんですけど……清香はそれもわかっていて、なお恋しちゃってるんですね。
こういう破滅的で刹那的な恋愛って、若さの特権なのかもしれません。ちょっと羨ましいな、と思ってしまうのは、やはり年をとったせいでしょうね(遠い目)

コメント、ありがとうございました。

677:ひまわりって by 八少女 夕 on 2014/09/14 at 05:16:06 (コメント編集)

あんなにあっけらかんとして見える花なのに、なぜか湿っぽい使い方をされる事が多いですよね。TOM-Fさんの使われていたギリシャ神話や、記事の方で言及されていた映画もそうですけれど。ひねりたくなる何かがあるのか……。不思議。

今回のエピソードに出てきたその男の人、別に悪い人じゃなくて、そういう人なんだと思います。それよりも、その手の人に、「自分だけをみてほしい」と思っちゃうのが、敗因というか、結局そうなってしまう事が人間の悲しい性なんだろうなと、そんな風に感じます。この世には一対一に向き合ってくれるような性質の人もいっぱいいるんですけれどね〜。って、私もおばさんになったから言えるんだけれど。

下手に「別れろ」とか「思い続けていればいつかは叶う」とか、いわない所にかえって彩花里の優しい誠実さを感じました。

次話も楽しみにしていますね。

679:Re: ひまわりって by TOM-F@管理人 on 2014/09/14 at 22:21:37 (コメント編集)

> 八少女夕さん

ひまわり、ほんとに明るい花だし、種は食用になるし、暗いイメージは皆無なんですけどね。なぜかお話にしようとすると、湿っぽくなってしまいました。我ながら不思議です。

清香のお相手の男、ジゴロではあるのですが基本的に女性には優しいし、魅力もある男性だと思います。よほど初心な女の子でもなければ、自分だけのものにならないとわかっているとは思うのですが、それでももしかしたら……なんて思っちゃうんでしょうね。でも、こういう恋に身を焼いた体験を、いつか懐かしく思い出すこともあるのでしょうね。そのときはきっと、ひまわりの花を見ているのでしょう。

> 下手に「別れろ」とか「思い続けていればいつかは叶う」とか、いわない所にかえって彩花里の優しい誠実さを感じました。

彩花里は恋愛経験がじつに乏しいので、そもそも他人にアドバイスとかできないのですが、それでも恋愛に正解も誤りもないということだけはわかっているようです。誠実と言っていただけて、嬉しいです。

コメント、ありがとうございました。

916: by けい on 2015/06/18 at 19:00:16

どうでも良いようでどうでも良くない欄外のお話もつぼです^^
まずこちらで予習をしてから本編へという流れで(^^;)

既製の恋愛にはコメントできても、現在進行形の恋愛はコメント難しいですよね。
アドバイスはできても、結局決めるのは自分。
彩花里のアドバイスが清香の決断の参考になれば良いなあ。

ひまわりもたくさん抱えると綺麗ですよね。
大きいのは重そう?
黄色と茶色と緑の絶妙なバランスも好きです。

918:Re: タイトルなし by TOM-F@管理人 on 2015/06/19 at 00:26:56 (コメント編集)

≫けいさん

うわあ、どうでもいい記事まで読んでくださって、嬉しいです。
そうですね、ちょっとした参考くらいには、なるかもしれません。

そうですね、恋は盲目というか、恋する乙女状態の清香には、ヘタなアドバイスなんて効果ないですからね。しかも、彩花里は恋愛経験が、圧倒的に不足してますし(笑)
ちょっと背中を押す、という程度ですかね。でも、きっかけって、要りますよね。

ひまわり、たくさん咲いているのがちょっと怖い、という方もいらっしゃいます。
でも、麦わら帽子を被った少女が、両手にたくさんのひまわりを抱えているのとか、可愛いと思いますね。

コメント、ありがとうございました。

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