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雛見沢訪問記

 先の記事で紹介した、ビジュアルノベルゲーム「ひぐらしのく頃に」の舞台となった雛見沢を訪れる機会ができた。

   P1000098s.jpg  雛見沢全景(城山展望台付近より)

 雛見沢はもちろん架空の山村なのだが、そのモデルとなった実在の村落がある。岐阜県大野郡白川村、世界文化遺産登録の合掌造り集落、白川郷と言ったほうがわかりやすいだろう。白川郷には、ゲームをプレイする前に一度、観光で来たことがある。郷愁をかき立てられるような風景が広がる村落で、ゆっくりとその雰囲気に浸りたいところではあるが、諸般の事情によって滞在時間が小1時間ほどしかない。今回は、ゲームに登場した有名ポイント(聖地)だけをかいつまんで、駆け足で回ることにした。
 白川郷は、繁忙期には観光客の行列ができるほどの人気観光地だから、6月中旬の平日だというのに観光客の姿は多かった。そんな普通の人々に紛れて、聖地を訪ねる巡礼者たちが、今もなお相当数存在する。
 有名どころの城山展望台や和田家も、巡礼者には登場人物である古手梨花のハイキング先であり、園崎姉妹の実家なのである。

   P1000095s.jpg  梨花のハイキング先(城山展望台付近)
 
   P1000124s.jpg  園崎本家(和田家)

   P1000125s.jpg  園崎本家座敷(和田家)

   P1000127s.jpg  園崎本家地下通路(和田家)

   P1000129s.jpg   園崎本家からの眺望(和田家)

 そして、普通の観光客は見向きもしないありふれた坂道や、倉庫や、人家も、「嘘だ!」の坂道であり、通学路であり、古手梨花の家であり、北条沙都子の実家であり、竜宮レナの家であり、大臣の息子の監禁場所であり、入江診療所であり、前原圭一の家などの重要な場所なのだ。

   P1000111s.jpg  「嘘だ!」の坂道(城山展望台の麓)

   P1000101s.jpg  通学路(城山展望台への道)

   P1000103s.jpg  古手梨花と北条沙都子の家(城山展望台の麓)

   P1000107s.jpg  北条沙都子の実家(城山展望台の麓)

   P1000110s.jpg  竜宮レナの家(城山展望台の麓)

   P1000105s.jpg   大臣の息子の監禁場所跡(城山展望台の麓)

   P1000121s.jpg  入江診療所(白川診療所)

   P1000146s.jpg   前原圭一の家(白川クリーンセンター)
 
 聖地めぐりをする巡礼者のような人種は、世間ではオタクなどと揶揄されたり、白眼視されたりすることが多いが、出会った人々は例外なく常識的な言動をしている普通の観光客だった。とはいえ、同じ志を持つ巡礼者同士だから、見ず知らずの人でも挨拶したり会話を交わしたりと、そちらの楽しみもあった。
 さて、聖地は密やかな場所が多いのだが、その中でも例外的に異彩を放っているのが白川八幡神社だった。
 
   P1000136s.jpg  古手神社(白川八幡神社)

   P1000139s.jpg   古手神社拝殿(白川八幡神社)
 
 ご覧のとおりごく普通の神社にしか見えないが、ゲームでは古手神社という最重要な聖地である。この場所に深く関わる古手梨花の人気も手伝って、拝殿脇に掛けられている絵馬のほとんどすべてがゲームに関連するものという有様だった。さしずめ、聖地のなかの聖地、「ひぐらしのなく頃に」のメッカといったところか。

   P1000141s.jpg   古手神社の絵馬(白川八幡神社)

 「ひぐらしのなく頃に」は、舞台となる雛見沢村の社会的状況や因習や自然といったものが、作品世界そのものを構成しているという稀有な作品である。今回は、作品に描かれた「綿流し祭り」とほぼ同じ時期にその舞台を訪れたことで、作品世界をまさしく実感することができたし、奥の深さも理解できた。できることなら時間を作って、もういちどプレイしてみたいものである。
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