フェアリーテイルズ・オブ・エーデルワイス 第50話
『フェアリーテイルズ・オブ・エーデルワイス』
First Tale“Whose side is fortune on ?”
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テレビ画面の中では、すました顔の女性キャスターが、事件が未解決なのは首都警察の怠慢である、いずれ人々の記憶から忘れ去られるのを待っているのではないか、と厳しい口調で持論を展開する。
忘れ去られる、という言葉が、マイケルの心をざらりと撫でる。それは、土足で心の中にまで踏み込まれたような、嫌悪感しか覚えない感触だった。
たとえ誰があの事件を忘れても、俺だけは絶対に忘れるものか。
マイケルは、すでに次のニュースを読み上げはじめたキャスターに向けて、無言でそう宣言する。
そのときだった。マイケルの頭の中に、突然その声が響いた。
『忘れろ』
※この作品には、表現上の必要から15歳未満の方には不適切な内容や、残酷な描写が含まれています。
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第50話 5.6 メモリーズ・スケープ(Layer:1 Main Story)
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お、お待たせしましたっ!
忘れてたとか、言わないで下さいね。
今回のお話では、この物語のかなり重要な事実が明らかになります。
展開が急とか、話が強引とか、それって伏線あったっけ、とかそういうのは全部パスですっ。
ネタ的には、この前のバトンにもこっそりと仕込んでおいたものではあるのですが……。
まあ、多くの読者さんには、もうすでにバレバレでしたよね。
「転」にあたるChapter5も、もう6話目です。
そろそろ、広げすぎたフロシキを畳んでいきます。畳んで……ん、なんかいろいろと零れ落ちているような気がする。
まあ、いいか(爆)