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新作小説『花心一会』 ……今日はマジです!

最近、ブロともさんたちがまたまた楽しそうなことをしている。
ユズキさんが描かれた桜のイラストに寄せて、小説を書くというのが流行っているのだ。

  sakura2s.jpg

連載ものの更新もぎりぎりなので、私には無理だな、と思っていたら、なんとなくイメージが湧いてきて、なんとなく書けてしまった。
題して……

 『花心一会』 第一会「その、花の命を」

     KSIE-IMG00.jpg
     【素材画像】syuni ( Illust AC )

 ひとりの客のために、一度きりの花を活ける、「花一会」。その奥義を持つ華道・花心流の若き家元と、その客人たちとの交流を描く連作短編小説です。
「第一会 その、花の命を」
 先代家元の跡を継いだばかりの水無瀬彩花里(みなせあかり)のもとに、一人の老紳士が訪ねてきた。彩花里の初めての客となったその紳士は、活け花には適さないある花を「活けて」ほしいと告げた。その紳士の胸に去来するものは……。
 注:作中のイラストの著作権はユズキさんにあります。

 第一会「その、花の命を」

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   月刊・Stella(ステルラ)4月号参加 小説・短編 Stella.jpg


……
すみませんっ、作者の趣味全開の作品です。
桜が満開になったので、嬉しくて。勢いだけで書いてしまいました。
あ~、またやっちゃったなぁ(笑)
専門的な用語も少々出てきますが、潔く説明ナシです。ご存じなくても、ストーリーの把握に影響はありません。
雰囲気重視の作品ですので、そこを楽しんでいただければ嬉しいです。
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コメント
540:素敵な掌編ですね by 大海彩洋 on 2014/04/02 at 23:03:05 (コメント編集)

TOM-Fさんらしい和の世界を楽しませていただきました。
私も長いことお茶をしていたのですが、お茶もお花も何だか武士道、って感じがします。何かの真髄を得るために、その他の部分を全てそぎ落としていく。お茶室の設えも、その武士道精神でなりたっていますものね。
その世界観が、短いお話の中にぎゅっと詰め込まれているように感じました。
その中で、彩花里の真っ白な初々しさ、若さゆえの思い切りと潔白さと、一方で、すでに家元としての風格が感じられて、老いて命を終えていこうとする客との対話の中で、対比されながら昇華されていくように思いました。
TOM-Fさんならではという作品、静かで力強い世界、いいなぁ、こういうの。
これは連作になるのですね。楽しみです(*^_^*)
ちなみに、うちの桜、あまりにも枝が邪魔なので、ガンガン切りまくっていますが、どんどんでかくなります^^; 儚さよりも生命力を感じる桜です。

541:平野神社の桜かあ by 八少女 夕 on 2014/04/03 at 04:15:14 (コメント編集)

ってことはあれですね。十二単の小さい方が植えられた桜の末裔でしょうか。

言われた事をそのままやるのではなくて、客が一番必要としている事を知って活ける、華道の心、大和の魂を知り尽くした若い家元の誕生ですね。

こういう桜の使い方もあるんですよね。TOM-Fさんらしい視点に感服しました。

このシリーズは、Stellaの新しいシリーズになさっても良さそうですよね。来月号、今なら、まだ間に合いますよ!

542: by ユズキ on 2014/04/03 at 16:09:00 (コメント編集)

こちらへの書き込み初めまして(*´∀`*)

素敵な物語を添えていただき、ありがとうございました~。

彩花里さんカッコイイ!! という印象と、最後に桜を浮かべたお茶に心打たれるおじいさんのシーンにホロッときてしまいました。
こういう粋な活け方があるんですね~。

彩花里さんと物語全体に漂う独特の世界観、こういう雰囲気大好きです(*´∀`*)
TOM-Fさんの描かれた彩花里さんも素敵です。

素敵な物語をありがとうございました☆

543:Re: 素敵な掌編ですね by TOM-F@管理人 on 2014/04/03 at 19:56:07 (コメント編集)

> 大海彩洋さん

あわわ、や、やっぱり。大海彩洋さんなら、お茶かお花をなさっている(た)んじゃないだろうかと思っていました。素人同然の私の作品ですが、楽しんでいただけたようで安心しました。
茶道と武士道には、密接な関係がありますね。極論すれば、茶道に必要なものは、もてなしの心だけなのかもしれません。そういったものを書いてみたくて、この作品を企画しました。雰囲気だけでも表現できていたとしたら、嬉しいことです。
彩花里は、まだ若い女性ですが、その未熟さゆえの自由な発想で、お花やお茶の世界で遊んでもらえたらと思っています。
連作を予定していますが、次話がいつ書けるかは、まったくわかりません。気長にお付き合いいただけると、ありがたいです。
そうそう、「桜折るバカ」とか言われていますけど、私の会社の最寄り駅に咲いている桜なんか、あちこち折られたり切られたりしてるのに、今年もパワー全開で咲きまくっています。なにげに、タフなやつですよね(笑)

コメント、ありがとうございました。

544:Re: 平野神社の桜かあ by TOM-F@管理人 on 2014/04/03 at 20:04:32 (コメント編集)

> 八少女夕さん

その節は、陰陽師殿にお世話になりました。はい、あの桜の末裔です。品種は違いますが、同じ神社に植わっていますので、まあ一族ってところですね。
年若くして家元を継いでいるだけあって、彩花里にはそれなりの才能があるという設定です。華道と茶道を融合したような流派ですが、一期一会の客のために心を尽くす、というのが奥義の教えです。
桜は、食べて美味しいものでもないんですが、桜茶をはじめ、桜餅、桜飯など、目で華やかさを楽しむ食べ物ですよね。食いしん坊なので、花より団子……ならぬ、茶です(笑)
今月号のStellaには、エントリーしました。情報提供、ありがとうございます。定期的なシリーズで投稿できればいいのですが、はてさて次話がいつ書けるやら、心許ない状態です。気長にお付き合いくださいませ。

コメント、ありがとうございました。

545:ありがとうございました by TOM-F@管理人 on 2014/04/03 at 20:21:09 (コメント編集)

> ユズキさん

はい、はじめまして。ようこそ、Court Cafe へ。
今回は、ほんとうに素敵なイラストを使わせていただき、ありがとうございました。あのイラストがなかったら、出来なかった作品だと思います。
彩花里、かっこいいですか? 嬉しいです。芸術家としての凛々しさと、若い女性らしい可愛らしさを合わせ持つ人物として描いていきたいと思っています。
いけばなには、決まりに従って活けるものの他に、まったく自由に活けるものがありますが、塩漬けにした花を白湯に「活ける」というのは、さすがに彩花里のオリジナルですね。華道と茶道のコラボレーション、というところでしょうか。え、ただの桜茶じゃないかって? その通りです(笑)
あのイラストに見合う作品になっているか心配でしたが、気に入っていただけたようで安心しました。

イラストとコメント、ありがとうございました。

548:こんにちは。 by 山西 サキ on 2014/04/06 at 17:36:16 (コメント編集)

彩花里、堂々としていて素敵ですね。
サキはお茶もお花も未経験なのですが、この雰囲気は好きです。
一番最初の依頼から意味深な依頼ですね。
最後の枝をぱちんと切る優雅な仕草が脳内に浮かびます。
塩野の希望通りに進まない花一会に少しドキドキしましたが、彩花里の演出に納得です。
静かな静かな、でもピリリと張り詰めた物を感じる素敵なお話しでした。
シリーズ物の第1作とのこと、2作目楽しみにしています。

549:Re: こんにちは。 by TOM-F@管理人 on 2014/04/07 at 21:15:46

> 山西サキさん

彩花里は、まだ若い女性ですが、家元を継ぐ身としての英才教育を受けてきている、という隠し設定です(笑)
いつも和装をしていて、古風で落ち着いた雰囲気で、でも現代的なところもある女性として描いてみたいなと思っています。

> サキはお茶もお花も未経験なのですが、この雰囲気は好きです。
うわぁ、この感想は嬉しいです。そういうふうに感じていただけたらいいなぁと思っていましたので、安心しました。

彩花里が催す花一会は、華道と茶道を合わせたようなセレモニーですので、どうしても堅くなりがちですが、若い女性らしいユニークさも書いていきたいと思っています。
不定期更新になると思いますが、これからもよろしくお願いします。

コメント、ありがとうございました。

905: by けい on 2015/06/13 at 20:35:51

どうもです^^
タイトルに誘われて(?)こちらにおじゃまさせていただきます。

このお話とても素敵です!
時の流れの静かさの中で交わされる会話と心の交流。
桜の色とお茶の香り・・・

良質の純文学をいただいた気分です。ありがとうございます。
また家元に逢いにきます^^

908:Re: タイトルなし by TOM-F@管理人 on 2015/06/15 at 20:32:19 (コメント編集)

≫けいさん

うわぁ、お読みいただいて、とてもうれしいです。
この作品は、もともとユズキさんの桜のイラストにインスパイアされて書いた掌編でした。それをStella連載用として、お花を題材にした一話完結の軽い読み物というスタイルで続けているものです。ですので、全編を通したストーリーもなく、歳時記的な内容ですので、私の趣味(好きなもの)ばっかり寄せ集めています。

>時の流れの静かさの中で交わされる会話と心の交流。 桜の色とお茶の香り・・・

まさにそういう雰囲気を書きたかったので、そこを気に入っていただけて嬉しいです。
読んでいただき、そしてコメントを寄せていただき、ありがとうございました。

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