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『あの日、星空の下で-Stella Osservazione Società-』第12話(完結)

 『あの日、星空の下で-Stella Osservazione Società-』

        あの星イメージ(QWE-MSL_001)

 第12話 Sign12. サジタリアス・スターオブザベーション

 最終話のメインキャストは、星河智之です。
 三人でのプラネタリウム投影を終えた智之たちは、綾乃から意外な告白を受けることになります。
 誰もが思ってもみなかったその告白は、三人の関係にどのような影響を与えるのでしょう。
 それでは、十二月の星空をお楽しみください。

 Sign12. サジタリアス・スターオブザベーション

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      月刊・Stella(ステルラ)1・2月号参加 小説・連載 Stella.jpg


【ご挨拶】

 この度は、拙作『あの日、星空の下で-Stella Osservazione Società-』をお読みいただき、ありがとうございます。
 全12話、一年間にわたって連載してきました本作は、このお話で完結いたしました。
 思い返せば、一年前に連載を始めたときには、まだ物語のラフなプロットしかなく、一話一話が手探りの状態での連載でした。
 白状しますと、この作品はもともと、天文部員たちの日常をコミカルに描きながら、天文部の活動そのものにスポットを当てて描くつもりでした。
 ところが、蓋を開けてみると第一話からすでに、「スイート系」というにはいささかシリアスに偏った作品になってしまいました。それでも、天文部の活動については、書きたかったことはほぼ書けたと思っています。天文部の楽しさが少しでも伝わったのなら、それは成功だったということです。
 右往左往しながらも、なんとか完結まで書き続けてこられたのは、拙作や活動報告記事などにコメントやご意見をいただいた皆様のおかげだと思っています。ありがとうございました。
 また、つるけいこさんには、主要なキャラクター造形においてとても参考になるご助言をいただきました。さらに、執筆に行き詰ったときには、あたたかな激励のお言葉もいただきました。あらためて、お礼を申し上げます。

 と、堅苦しいご挨拶はこの辺で(笑)
 いやぁ、終わっちゃいました。連載中は長かったですが、終わってみると早い一年でした。
 結局、三人の関係は、あんなことになってしまいました。もともと、ああいう終わり方を考えていましたので、その意味では予定通りではあります。べつに、前回の対談バトンのあとで、綾乃と詩織に体育館裏に呼び出されてボコられ……もとい強く要請されたからではありません(笑) それにしても、これで智之の評価は完全に地に堕ちそうですね。この前のお話では、そこそこ頑張ってたんですけどね(笑)
 出来栄えに関しては、達成感はありますが満足はできていません。コミカル路線も守れず、さりとてシリアス路線としては物足りない。なんだか、仲良しクラブでのじゃれあいみたいな、甘っちょろいお話に終始してしまったようで、まだまだだなぁと思います。
 この反省は、今後の執筆に活かしていきたいなと……思ったり、思わなかったり(笑)そもそも、ああいうお話しか書けない作者ですから。

 さて、今後ですが、当分はもう一本の連載「フェアリーテイルズ・オブ・エーデルワイス」に集中したいと思います。
 それと、「衣通姫伝説シリーズ」の新作についても、準備も進めたいと思っています。

 最後になりましたが、作品をお読みいただいた方、コメントやご意見をいただいた方、ほんとうにありがとうございました。これからも、よろしくお願いいたします。

 2014年1月8日 TOM-F
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コメント
472:あ、終わっちゃった…… by 八少女 夕 on 2014/01/09 at 05:53:41 (コメント編集)

本当に一年でおしまいだったのですね。いや〜、終わらないで〜。

そうか、そうなりましたか。
そして、智之ちゃん、結局選べなかったのね、というか、ありすと妹も加えて、遠隔の新ハーレムになっている……。

高校という大切な友達が一緒にいられる時間は本当に限られていて、だからこそ愛おしいのですが、その時間がとても濃かったからこそ、こうして離ればなれになった後も、遠い遠い星空を媒介にして繋がっていられるのですね。羨ましいです。

そして、毎回語られる、マメ天文知識を「サルにもわかる」状態にしていただいて、星は好きだけれどよく知らなかった私には本当にツボでした!

最後がいいですね。TOM-Fさんの小説なのだけれど、智之ちゃんが書いた小説になっていく。ということは実はTOM-Fさんがあの羨ましいハーレムを持っているのかしら?

一年間、素晴らしい小説をありがとうございました。

473:Re: あ、終わっちゃった…… by TOM-F@管理人 on 2014/01/09 at 20:00:57 (コメント編集)

> 八少女夕さん

 コメント、ありがとうございます。
 はい、ほんとうにおしまいです……終わっちゃいました(笑)
 智之は、最後までヘタレでしたね。ていうか、ハーレム増築です(笑)

 高校時代というのは、あとから思い出すと、どうしようもなく感傷的な気分にさせられてしまうもののようです。私のように平々凡々とした人生を送っている人間ですら、三年という短い時間に詰めこまれた事柄は、今でも大きな質量を維持しています。
 自伝「的」作品ですので、もちろんモデルになった人物やら出来事はあります。もっとも、残念ながら、あのようなウラヤマシイ状態ではありませんでしたが(笑)
 天文豆知識がお役にたったのなら、それも嬉しいことです。あの作品の中で、唯一、意味のある部分ですからね(笑)
 あのラスト、お気に召していただけましたか。良かった。実を言いますと、あの部分だけは、最初から決まっていたんですよ。

 このような自己満足作品に、連載開始から完結までお付き合いいただいて、ありがとうございました。

474:こんばんは~。 by 山西 サキ on 2014/01/10 at 22:52:36 (コメント編集)

智之のバカ!!!
楽な方へ流されやがって!!!
NETハーレムを作ってますね。3人の女の子も甘い甘い!!!
まぁサキじゃないからいいけど。
でもこれ反面、智之だから成立するシチュエーションなのかもしれないですね。
まぁみんな幸せなようだし、ハッピーエンドということで、OKなんだと思います。良く考えたらこれ以外の結末にすると誰かが不幸になりますもんね。
今は…ですから。先送りしただけですから。
でもサキは結局どこかに上手く収まるような気はしています。たとえば“ありす”ちゃんとか。やよいも傘下に収めているようだし。
最高に変わった組み合わせになりそうだし、なんだかエピソードがたくさん湧いてきそうな気がします。いかがですか?
小説を書き始めるエンディング、とっても良かったです。
一年間(だったのですね)ドキドキしてとても楽しかったです。
素敵な小説読ませていただきました。ありがとうございました。

本年もよろしくお願いします。

475:Re: こんばんは~。 by TOM-F@管理人 on 2014/01/11 at 19:15:26

> 山西サキさん

> 智之のバカ!!!
 わわっ、いきなり怒られました(笑) いやほんと、バカな子ですよね。
 NETハーレム、なにか妙に甘美な響きですね。
 もともと、あの三人はああいう関係に(いったんは)なるという設定です。でも、しっかりと誰かとはくっつくんですよ……たぶん(笑)
 でも、ありすは智之にはあげません。私がもらいますので(爆)

> 小説を書き始めるエンディング、とっても良かったです。

 そう言っていただけて、ほっとしました。ちょっと反則かなぁとか思っていましたので。
 拙作にお付き合いいただいただけでなく、モチベーションの上がるコメントもいただき、ありがとうございました。この作品が完結できたのも、サキさんはじめ皆様のおかげだと思います。

 こちらこそ、今年も、どうぞよろしくお願いします。

496:Re: by 篠原藍樹 on 2014/02/15 at 10:53:12

遅くなりましたが、コメントしに来ました~

お、終わってしましましたね(;゚Д゚)
最初からずっと見てきただけあってか、こんなところで時間の流れの早さを感じてしまいました(←小説の内容に関係ありませんねw)

智之、片方に決めろよ―。絞れよー。と念じつつ、エンドを見てこのヘタレと心中思ってしまったのは、私ではないはず……。物語の外側ではどっちかに決めてほしいところですね(笑)

一番ラストに、小説にしようという決心には、私も「いいな」と羨ましく思ってしまいました。彼がいつか書くだろう作品と、この作品。視点の違いもあって、別のものなんだろうなあ、とは思いますが…。(そもそも彼がこの作品を書いていたとしたら、彼は鈍感キャラから抜けだしたことになりますからねw)
でも、それでもいつかしっかり形になるんだろうな、という確信はある幸せな終わり方なので、良かったと思います

勉強になりましたm(_ _)m

以上です。

498:Re: Re: by TOM-F@管理人 on 2014/02/16 at 00:58:57

> 篠原藍樹さん

読んでくださって、ありがとうございます。
終わってしまいましたね~。書き終えられて安心するとともに、ちょっと寂しい気持ちもあります。

智之は、最後までヘタレでした(笑)
皆さん、同じような感想を抱かれたようです。どうも作者に似て、煮え切らない男の子でしたね。
作中ではああいう終わり方になっていますが、もちろん、何年か先には、あの子と結ばれるという裏設定はあります。
あのラストシーンだけは、最初から決めていました。一度書いてみたかったんですよね、あの終わり方。
「幸せな終わり方」と評していただけて、嬉しいです。この物語に、私は、あれ以上のハッピーエンドは用意できませんでしたので。

一年間、お付き合いいただいたこと、感謝しています。
コメント、ありがとうございました。

804:読みましたよ~ by 大海彩洋 on 2015/01/21 at 23:45:27 (コメント編集)

おぉお~、やっと全体が繋がって満足です。そして、やはり一言。「おい、智之! 結局誰が好きやねん!?」
でもね、これはおばちゃんの言うことよね……最後まで拝読して思いました。そうそう、高校生なんて、きっとこんな感じだろうな。誰というのでもなく、友だちとか恋愛関係とか、そういう垣根があまり明確じゃなくて。対象が明確ではない割には、恋とか愛とか抽象的な概念には敏感で、夢が大きくて、自分の中にあるパワーをどこへ持って行こうか悩んでて。
これぞまさに恋愛青春小説、と思いました。誰とも選べないのは……ま、智之の性格上、誰かとまとまるって話ではないだろうとは思っていましたが、3人目(ありす)が登場した時には「おい!」って思わずタブレットの画面に突っ込んでいましたよ^^;

ある意味、逆に、誰かが好きというのが明確な綾乃がすごいと思ったりして……でも、綾乃はそのことよりも自分をどう高めていくか、そしてその過程で結果的に智之(もしくはもっといい男)が転がり込んできたら、それもあり、って感じですね。それに、きっと幼い時の想いを大事にしている彼女、本当に純粋なんですよね。そして真っ直ぐ突き抜けるタイプ……
色々あって、そしてその事件や出来事が全て天文部の活動の中で動いていく、いやもう、これ青春小説の醍醐味じゃないですか! 世界観的にはTOM-Fさんが推奨されていた「言の葉の庭」などにも通じるものがあるなぁと感じました。えぇ、これ、こんな青春、TOM-Fさんにしか書けませんよ。
しかも、これ、え?? 自叙伝「的」小説ですか???(ハーレム状態??)
わお! TOM-Fさん自身にも興味がふつふつと湧き出したのでした。
ありす……そうか、ミクとかのイメージだったのですね(って、ミク自体をよく知らないのですが、私の姉弟子が津軽三味線で「千本桜」を弾いていたので、おぉそうか、と)。いや、私はなんだか、サキさんをイメージしてました。
なにより、いやいや、この四角関係、どうよ、と思っていたら、彼女が時代を先へ繋げて行くキーパーソンだったのですね。

私も天文系好きで、小学校の時は将来は天文学者か考古学者か小説家、とか思っていたらしく……その頃から私の中で天文学と考古学は同じ土壌の上にあって、その先に巨石があったって感じなのですが、何となくTOM-Fさんの世界とちょびっとリンクしている気分に(勝手に)なれて、ほんと、拝読していた楽しかったです。
いや~、新幹線の中、有意義な時間を過ごしました!!ありがとうございます! またエピソード的に彼らの物語が拝読できるのを楽しみにしています。
素敵なお話、ありがとうございました!!
さて、次はいよいよ、かの長編ですね。

805:Re: 読みましたよ~ by TOM-F@管理人 on 2015/01/22 at 23:32:05 (コメント編集)

> 大海彩洋さん

わぁ、読んで下さったんですね。
偶然ですが、私も御作「清明の雪」を読み終えて、さあ感想を書こうと思ったときだったので、驚くと同時にすごく嬉しくなりました。

あはは、優柔不断な智之(笑)
彼の本命については、いちおうフラグを立てておきました。いずれ、後日談を書くかもしれません。

この作品、スイート系を名乗っていますが、恋愛要素は薄いです。でも、おっしゃるとおり、友情と言い切れるほどあっさりとしたものでもありません。LikeとLoveの違いがまだはっきりとしない、「友だち以上、恋人未満」という関係でしょうか。青春恋愛小説と言っていただけたのは、ある意味で本望ですね。
綾乃と詩織のダブルヒロインには、あざといくらいの差をつけましたので、みなさん好みが分かれると思います。少数派ですが、ありすを気に入って下さった方もいらっしゃいました。
綾乃はたぶん、あんな感じで人生を進んでいくはずです。どこまで行き着けるのか、本人もそれを試しているのでしょう。失敗しても成功するまでやり続け、転んだら次は転ばないように考える。そういうことしかできない、純粋で不器用な子でもあります。
ありすは、智之と対をなすキャラだったりします。出会ってすぐに手をつないだりとか、お互いにまんざらじゃなさそうでしょ。天文研究部の後継者だし。彼女の話にももっと字数を割きたかったのですが……それがちょっと心残りです。

あくまでも、自伝「的」ですから。世の中、そんなに美味しい話はありません。だから小説に書いているみたいなものですし(笑)
「言の葉の庭」よりはずっとお目出度い話ですけど、もしこの作品が映画化されるなら、監督は新海誠にお願いしたいですね……って、それはないか(笑)

大海彩洋さんは、歴史系&地学系って感じですよね(すみません勝手な想像です)。考古学と天文学、けっこう接点がありますからね。世界がちょっとかぶっていて、嬉しいですね。

拙い作品ですが、読んでいただいた時間が有意義だったとのことで、ほんとうに嬉しく思います。
また、心のこもった丁寧なご感想を寄せていただいて、ありがとうございました。
って、え、あれも読んで下さるんですか。あっちはほんとうにしょうもないおとぎ話なので、暇つぶしにでもなればいいのですが。

979: by けい on 2015/07/15 at 20:04:00

ワオ^^ 最終話というか、エピローグ的というか、とても素敵な余韻を残して終わりですね。
そうして全てがつながっていくような感じで・・・

野辺山は2回も仕事で(><)行ったことあるのに、星空を見上げる余裕がありませんでした。
もったいない(><) 良いところですよね。

一年の出来事、とっても素敵でした。
二週間弱で読んでしまいましたが、間を開けずに読めて良かったです。智ちんの株価、高いですよ~^^

自伝「的」ですか。良いですね。TOM-Fさんの立ち位置はどの辺なのかなあ。
物理的なものはなくなっても、記憶と思いでは宝ですよね。

素敵なお話をありがとうございました^^

981:Re: タイトルなし by TOM-F@管理人 on 2015/07/17 at 11:41:54 (コメント編集)

≫けいさん

コメントの御返事が遅くなり、申し訳ありません。

最終話であるとともに、プロローグでもエピローグでもあるという構成になっています。
この物語はここでおしまいなんですけど、機会があれば、その後のことも書いてみたいとは思っています。ネタはいくつか仕込んでありますので(笑)

おお、野辺山に行かれたことがあるんですね。あ、でも、お仕事ですか。野辺山や清里のあたりは、観光地っぽいところもありますけど、ゆっくり散策するのも楽しい場所ですね。国立天文台もあるくらいですので、もちろん天体観測も楽しいですけど。

某高の天文部での私の立ち位置は、智之に近い感じです。もっと人数もいて、活発なクラブでしたが……。
もともと12話で完結させるつもりでしたので、一月に一話ということで、ちょっと駆け足になったかなと思います。でもまあ、書きたかったことは書き切れたかな。
地味なお話を通読してくださり、感謝しています。しかも、毎回、心のこもったコメントも書いていただき、ほんとうにありがとうございました。

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