RSS

『フェアリーテイルズ・オブ・エーデルワイス 第43話』


 『フェアリーテイルズ・オブ・エーデルワイス』
    First Tale“Whose side is fortune on ?”

   cut_oangel_nom_w300.jpg

 【画像提供】 幻想素材サイトFirst Moon http://www.first-moon.com/



第43話 4.10 スピーカーズ・コーナー(Layer:1 Main Story)

「なあ、……少し、話してもいいか」
 マイケルは、遠慮がちに声をかけた。
 エミリーは丁寧に文庫本に栞を挟み、頁を閉じた。
「ああ、かまわないぞ。なんだ?」
 その口調に、マイケルは、やはりそうかと思う。ハイド・パークに入った時からそんな気配はしていたが、今は、もう一人のエミリーになっているようだ。だが、今の彼女には、恐怖感も圧迫感もなかった。話をしてみるには、絶好のチャンスかもしれない。
 

※この作品には、表現上の必要から15歳未満の方には不適切な内容や、残酷な描写が含まれています。
 下記のタイトルをクリックして本文へお進みください(『小説家になろう!』サイトで閲覧)

   第43話 4.10 スピーカーズ・コーナー(Layer:1 Main Story)

 最初から読まれる方は、こちらをクリックしてください


 今回もまた、バカップルのデート編です。お相手は、エミリーではありませんが(謎)
 ハイド・パークは、ロンドンでも有名な公園ですが、その名前の由来が、最初期の公園の面積である1ハイド(0.24~0.49平方キロ)からきているということは、今回初めて知りました。「隠れ公園」あるいは、ハイド氏の公園(「ジキルとハイド」のハイドさんの死に場所になっているらしいです)という意味だと思っていましたので、驚きました。世の中には、知らないことがなんて多いんだろう。

 ところで……。
 今回は、ちょっとネタバレ&懺悔記事を書かせていただきます。

 この作品「フェアリーテイルズ・オブ・エーデルワイス」のヒロインであるエミリーこと、エリザベート・アマーリエ=ミリア・フォン・フォアエスターライヒのキャラクター造形は、アニメ化もされたあるコミックのヒロインたちを合成しています。

 長くて白い髪、宝石のようなオッドアイ、ロリータファッション、高飛車な言動。

 すでに、お気づきの方も多いと思いますが、これは某元総理大臣が書店で立ち読みしていた(笑)ということでも話題になった、あの作品の1番目の子と、三番目の子と、五番目の子の特徴を合成したものです。とくに、1番目の子は、メインのビジュアルイメージになっています。
 拙作中で、イギリス陸軍の下士官たちがエミリーを呼ぶ「ドール」というコードネームもそこからきていますし、第19話のサブタイトル「クリムゾン・ドール」も、もちろんあの作品のメインヒロインから着想を得ています(もろバレだなぁ)。

 私は、発想がどうにも貧困なので、キャラクターを描写する際に、モデルというかビジュアルイメージがある方が、すんなりと書けるんですよね。言い訳がましいですけど、これくらいのパクリなら、いいですよね、ね。
 ……って、誰に同意して欲しいんだか(笑)
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント
422:そっちの子に…… by 八少女 夕 on 2013/10/24 at 06:02:53 (コメント編集)

家庭とか子供の話してどうする〜。
「私は11人生んでチーム作りたいのよね」とか言われても怖い。

あれですよね。このあとエミリーと上手くいっても、イギリス的な普通の家庭、子供がいて楽しくって生活はイメージしにくいですよね。いきなりお母さんが誰かをまっぷたつにしていたりするのって……。

でも、いろいろな意味でもう巻き込まれちゃったマイケルは、ミンスパイ焼いている普通の奥さんと平凡な生活って難しそうですよね。

ううむ。ますます先が氣になります。マイケルの方はバレバレだけれど、エミリーの方がどっちにも転びそうだしなあ。上手くいくといいなあ。

モデルのお話。私は完全に知らないですね。オッドアイって、そういう作品でも有名だったのですね。エミリーの名前は、あの超有名な皇妃さまから来たんですよね。

423:Re: そっちの子に…… by TOM-F@管理人 on 2013/10/25 at 10:48:41

> 八少女夕さん

 ホントですよねぇ、マイケル、なにをとち狂ったんでしょうね。
 マイケルはエミリーとの関係を進めるには、セシル(エミリーB)ともコミュニケーションをとらないとだめだとわかっています。そのあたり、意外と真面目な男なので。
 このままくっついても、平穏な未来が来ないことも理解していて、このあとそういう行動に出ることになります。
 マイケル自身はというと、スコットランドヤードでテロ対策なんていうヤバイ仕事をしているので、やはり平穏な生活など望めないことはわかっています。でも家庭的に不幸な生い立ちの彼は、せめて妻子だけでも、ありきたりな幸せに満ちた家庭で暮らしてほしいと夢見てしまうんでしょうね。
 まあ、ご存知の通り性格の悪い作者なので、そんな安楽な未来は……ry

 エミリーの名前、たぶん八少女夕さんならお気づきだろうなと思っていました。そのとおりです。あの后妃さま、ミュージカルのネタにもなっているようですね。

 コメント、ありがとうございました。

424: by 山西 サキ on 2013/10/25 at 21:38:35 (コメント編集)

おお!例のあの人の登場ですね。
サキはこのエミリーの二面性にすごく興味があります。
今までは全くの別人格として読んでいたんですが、そうではないようです。
マイケルも全くの別人として接しているわけでも無いようですし、不思議な感覚です。この2人のエミリーはこのままになるのでしょうか?統合されるのでしょうか?或いはどちらかが(サキは今回の方のエミリーかなと思っていますが)消えてしまうのでしょうか?
TOM-Fさんがどのようにこの部分を展開されるのか興味があります。
最後のエミリーの言葉にもう1人のエミリーの心が少しだけ見えるような気がしています。
すこししんみりです。
ではまた。

425: by TOM-F@管理人 on 2013/10/27 at 00:21:53

> 山西サキ さん

 はい、例の人です。
 エミリーの二面性に、興味をもってもらえて嬉しいですね。サキさんのシスカも、白系の髪にオッドアイ、多重人格という設定ですものね。
 エミリー(A)と、エミリー(B)=セシルは、本人も言っているように、別人格というより、ひとつの体をシェアしている二つの存在という設定です。そうですね、一台のパソコンで二つのアプリケーションが動いているという感じでしょうか(OSじゃないところがミソです)
 白状しますと、サキさんの読みの深さに、ちょっとびびっています。あ、バレたか……という感じです。どちらがどう、というのはネタばれになるので控えますが、当たらずといえども遠からず、といったところです。
 エミリー(B)=セシルは、いるだけで回りに威圧感とか恐怖をまきちらす存在です。大人でも怖いと思うのですから、子供から見たら悪魔のような存在でしょうね。ましてや、見た目が綺麗だからとかいう余計なフィルターは子供にはないですから、余計に純粋な恐怖感のみがあるのでしょうね。
 もう少ししたら、物語は大きく動き出します。今しばらく、のんびりデートにお付き合いください。

 コメント、ありがとうございました。

▼このエントリーにコメントを残す

   

ようこそ

オーナー

TOM-F

Author:TOM-F
 
 ようこそ、Court Cafe へ。

 自作小説をメインに、アニメや旅行記など趣味のお話を綴っています。
 楽しいひとときを、おすごしください。

作品

FEOバナー

花心一会バナー

あの星バナー

妹背の桜バナー

記事

コメント

ブロとも

ブロとも申請

リンク

外部リンク