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『あの日、星空の下で-Stella Osservazione Società-』第6話

 『あの日、星空の下で-Stella Osservazione Società-』

        あの星イメージ(QWE-MSL_001)

 第6話 Sign06. ジェミニ・プラネタリウム

 第6話のメインキャストは、謎の美少女(笑)……ではなく、星河智之です。
 梅雨の時期、天文部はまともな活動ができません。そのうえ、そろそろ秋の学園祭の出し物を決めないといけない時期になります。
 来春には、高校を卒業する主人公たち。同時に、天文研究部は廃部になることが決まっています。最後の年の学園祭には、なにか記念になることをしたいと考える智之ですが、なかなかいいアイデアが思い浮かびません。
 そんなある日、市立科学館にあるプラネタリウムで特別な投影が行われることを知った智之は、観月と綾乃に声をかけますがあっさりと断られてしまいます。しかたなくひとりで出かけた科学館で、智之はひょんなことからとある少女と知り合いになります。ですが、その少女には、すこし変わったところがありました。
 その出会いは、三人の関係に、どのような影響を与えるのでしょう……。
 それでは、6月の星空をお楽しみください。

 Sign06. ジェミニ・プラネタリウム

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      月刊Stella 7月号参加 小説・連載 Stella.jpg


 この記事には、追記があります。

 以前からあちこちで、自作小説にはテーマソングがある、と発言してきました。
「あの日、星空の下で」にも、テーマソングがあります。連載6回目、ちょうど半分が終わったので、そのうちの一曲を紹介したいと思います。
 もし、この作品がアニメ化(ここ重要です)されたら、そのオープニングに使いたい曲……失礼しました、使わせていただきたい曲です。

 『プラネタリウム』 いきものがかり

 PV視聴はこちら ⇒ http://music.luffy0505.com/2305.html

 弾き語りライブ動画

 

 この歌を聞いた瞬間に、オープニング曲はこれしかない、と思いました。イントロが流れ出して、タイトルが画面に浮かび上がる。妄想するだけで、ゾクゾクしてしまいます。
 まあ、作者の妄想はともかく、古き良き時代のフォークソングを思わせるこの曲、とてもいいですね。

 作品のテーマをずばり歌った主題歌(エンディング曲)は他にあるのですが、それは連載最終回に発表したいと思います。楽しみにしててくださいねっ。
TOM-F
Posted byTOM-F

Comments 10

There are no comments yet.

八少女 夕  

ホルストの木星、好きです。

こんばんは。

しかしねえ、デートに女の子二人を同時に誘っちゃダメですよね。いくら二人とも自分に惚れているからって……。

「アフロディテの憂鬱」がでてきたのでびっくりしたところ、なんだか対人関係に問題ありな第三の女の子がでてきちゃいましたね。もしかして、この子もやがて? などと思いながら楽しく読ませていただきました。

どうだろう、ネット掲示板の書き込みを読むと、暴走した時はリアルよりもネットの人間関係の方がずっときついような。ログアウトしても、傷つくのは生身の心だから、残りますよね。

で、リアルに美しい二人の女性と、どんな想い出のプラネタリウムができるのか、ますます目が離せなくなってきました。智之ちゃん、そろそろ一人に絞ろうよ。

2013/07/04 (Thu) 02:55

つるけいこ  

同じ携帯で、図ったように取り違えて、ありすちゃんはまさかス……!?
プラネタリウムと人間関係をそういうふうに結びつけるとは。なるほどーと思わされました。
でもやっぱりネットに現実逃避してしまいますね。現実ではしがないわたしでもネットで小説を公開しているときだけはヒーローに……。(笑)

テーマソング聴きました♪
わたしにアニメが作れる技術があったらオープニングだけでも作ってみたいなあー。

2013/07/04 (Thu) 10:30

TOM-F@管理人  

> 八少女夕さん

コメント、ありがとうございます。

> デートに女の子二人を同時に誘っちゃダメですよね。いくら二人とも自分に惚れているからって……。
あははっ、たしかにそうですね。作者も主人公もニブイので、気がついていませんでした。

ありすもいずれ、智之ハーレムの一員になる予定……は微妙ですね。まあ、あの通り対人関係構築能力がほぼゼロな子ですから、智之との組み合わせでは、関係が発展しようもなさそうです(笑)
ネット(ヴァーチャル)の方が、暴走したときに怖いというのは、そのとおりですね。ありすは、まだそんなこともわかっていないお子様なのですが、子供の無邪気さから来る無意識な言動は、時に大人を深く抉ることがあるということです。

智之がめずらしくやる気になっているので、リアルな二人との薔薇色の高校生活が、ようやく始まる……と思います。たぶん(笑)

2013/07/04 (Thu) 20:25

TOM-F@管理人  

> つるけいこさん

 コメント、ありがとうございます。

 まさかのス……です(笑)
 このあとも、智之とはミョ~な関係が続いていきそうです。出番はあまり無いと思いますが。

> プラネタリウムと人間関係をそういうふうに結びつけるとは。なるほどーと思わされました。

 ありがとうございます。ちょっとこじつけっぽいんですが、あれだけ見事なシミュレーターがあると、リアルなんて要らないんじゃない? ってことにもなりかねないかな、と。街中では、リアルな星空なんてほとんど見えませんし。人間関係も、疑似体験がリアルに近づけば近づくほど、リアルなんて……となりかねませんよね。リアルな人間関係ですら、表面的だったり希薄化したりしている現代ですから。

> でもやっぱりネットに現実逃避してしまいますね。現実ではしがないわたしでもネットで小説を公開しているときだけはヒーローに……。(笑)

 あはは、私もそうですよ。でも、つるけいこさんはリアルでも頑張っていらっしゃいますよね。理系学生で小説を書いているなんて、すごいですよ。

> テーマソング聴きました♪
> わたしにアニメが作れる技術があったらオープニングだけでも作ってみたいなあー。

 おおっ、ぜひお願いします……って、また他力本願かいっ(爆)

2013/07/04 (Thu) 20:40

山西 サキ  

うう~ん……。
演出も素敵ですし、いいお話しでした。
でもちょっと来ましたね。ありすは不意打ちでした。
まるで自分で作ったキャラクターのように思えて(失礼を承知で書いています)ビックリしました。まぁ、サキにこんな素敵なキャラは作れそうもないのですが、心の芯に響く、とても気になるキャラクターです。
こんな不思議な子に実際に会えたらいいのにと本当に思います。
なおいっそう複雑な人間関係になってきましたけれど、活躍を期待します。

モデルのプラネタリウム、実際に見たことがあるのですが、もう記憶が曖昧です。
久しぶりにプラネタリウムに行きたくなりました。

話は変わりますが、隣の市にある私立女子高校のシンプルな白いワンピースの制服ってわかるような気がします。
朝陽北高校の制服にはモデルがあるんでしょうか?

2013/07/04 (Thu) 23:10

TOM-F@管理人  

> 山西サキ さん

コメント、ありがとうございます。
いやぁ、嬉しいですね。プラネタリウムには、いろいろと思い入れがあるので、今回のお話は力が入りました。楽しんでもらえたようで、ほっとしました。
ありす、気にいってもらえましたか。
全然失礼じゃないですよ、そんなに親近感を持ってもらえたのなら、彼女も喜んでいると思います。

あのプラネタリウムは、ほんとうにいいです。機械は古いですけど、解説員も一生懸命だし、星空があったかい感じがします。

今回の影の主役は、制服です(笑)
「私立女子高校のシンプルな白いワンピースの制服」は、お察しのとおりあの学校の制服です。夏になると、三宮あたりでよく見かけますよね~。
ちなみに、朝陽北高校の女子夏制服のモデルは、アニメ化もされた某PCゲームでヒロインが着ている制服です。「美空学園 制服」で検索すると出てきますよ~。

2013/07/05 (Fri) 20:07

けい  

なぬ。智ちゃんの株価が暴落? それは何事? と思ったら^^

制服ウォッチングにジュルと垂らし物をしたことか、無謀にも美女二人をデートに誘ったうえに玉砕したことか、結局は黒髪美少女の不思議ちゃんとデートをしてしまったことか・・・(すみません m(__)m)
いえ、智ちゃん、暴落どころか、上がっていますのでお許しを。

プラネタリウム、良いですね。解説が良いです。
うちのほうは、星はバアーっと見えるのですが、解説が欲しくて。
無駄に素晴らしい星空が見える状態で。贅沢ですよね。

プラネタリウムを作ろうという提案がどうなっていくのか、楽しみにしています。

2015/07/09 (Thu) 14:42

TOM-F@管理人  

Re: タイトルなし

≫けいさん

お、智之の株価、暴落しませんでしたか。よかった。
いやぁ、あの二人に断られたからって、女子中学生に手を出しちゃったので、ちょっとまずいかな、と。なんか、そう書くと妙に不穏だなぁ(笑)

モデルにした明石市立天文科学館のプラネタリウム投影は、毎回、解説員さんたちがすごく気合の入ったナレーションをしてくださいます。いつもちょっと感動しちゃうんですよ。
さすがに、リアル星空で解説とかは、難しいですけどね。でも、夜空を見上げれば星があるというだけで、すでに羨ましいです。

プラネタリウム制作、さて、うまくいきますかどうか。続きをお楽しみに。なんちって(笑)
コメント、ありがとうございました。

2015/07/10 (Fri) 00:43

canaria  

おおっ、ボクっ娘!
いい歳してなんですが、TOM-Fさんの描写力もあいまって、
ありすに入れ込んでしまいました。
とかくこの手の発言は、ややもすれば厨二病、と片付けられがちですが、
果たして本当にそうかな。
むしろ生活とかお金のことが絡んでない分、現代人なら誰しもが根底に
抱えている本質的な問いかけが浮き彫りになってるんじゃないかなと思いました。
間が悪くちょうど二人に誘いを断られた後ということもあって、
智之ちゃんも彼女の問いかけにナイーブに反応してるように見えました。

プラネタリウムのシーンは圧巻でしたね。
圧巻なのだけれど、それでも本物には届かないと。
プラネタリムの「虚構」がとても美しく描写されてる分、
それでもリアルではないという結末が胸に突き刺さるようでした。
そしてリアルな人間関係は綺麗じゃないと言い張る当のありす本人が、
手から温もりを発していて智之に影響を与えている。
なんだか、この辺もきゅーっと切なくなりましたね。

智之ちゃんはありすに共振しつつも自分なりの解答を導き出した
ところがかっこいいですね。
智之ちゃんは、リアルの人間関係のかっこ悪いところも含め
(それこそ冒頭で二人に断られたことも含め笑)、それを受け止め
かつ、次に伝えたい、と思ったのですね。智之ちゃん、強いですね。

それから、このお話って、何気に明石とか須磨あたり?
がモデルになってるのかな?
確か天文台的なものが電車から見えたよなーとか。
白い制服も、見たことあります!
なんかすごい斬新かつ上品な制服だったのでびっくりした記憶があるんですよね。
朝陽北高校の夏服ですが、そうか、これが前回仰られていた例の夏服ですか!
両肩のリボンの描写のところでだいぶ驚かされたですが、記事中にあったワードで
検索してなるほど〜と思いましたよ!
めっちゃかわいいじゃないですか!
いえいえ、引かないですよ〜、制服は正義なのです(笑)

2019/04/08 (Mon) 13:00
TOM-F

TOM-F@管理人  

>canariaさん ありがとうございます!

>canariaさん

はいっ、ボクっ娘です!
ありすのキャラを考えたとき、最初から一人称は「ボク」だと決めていました。中の人は小倉唯で(笑)
冗談はさておき、ありすを気に入ってくださって、うれしいです。この子は、人間関係の希薄さを象徴的に表すために、かなりぶっとんだキャラ設定になっています。あまり出番はないのですが、このあともうすこしだけ活躍します。

ありすの発言について、踏み込んでくださってありがとうございます。
彼女はヴァーチャルへの依存度が一線を超えてしまっていて、リアルでのコミュニケーションですら、いったんヴァーチャルを介在しないとこなせない、という状態になってしまっています。要するに現実逃避でしかないのですが、お気づきのとおり、ITが普及した環境に生きる人間にとっては、その心底にあるものを抉りだされたような鋭さがあると思います。もっとも、ありすも智之の手を握ったりしているので、無意識に人とのリアルな接触は求めているようです。

そして、ありすの問いかけに、作品冒頭のころの智之だったら、答えを出せなかったと思います。彼自身、他者との関係を淡白かつ表面的にしていましたので、間違えている、それじゃいけない、と思ったとしても、ありすの言葉に反論できないんですよね。まだどこかにそういう弱さを引きずっていますが、智之も少しずつ強くなっているようです。自分を含めてリアルの惨めさを認めつつも、それを受け入れて、それを誰かに伝えようとまで思える程度には、成長したということでしょう。

さてこの作品の舞台ですが、ご想像のとおり、兵庫県明石市をモデルにしています。そこが「自伝的」作品という所以です。
ですので、このプラネタリウムも、明石市立天文科学館のものがモデルです。設置以来60年間も稼働し続けている、カールツァイス・イエナ社製ユニバーサル23というヴィンテージもののプラネタリウムで、明石市のご当地アイドルグループ「YENA」は、このプラネタリウムのメーカーの名前からつけられています。そしてウチの「軽津ありす」は……もうお判りですよね(笑)
じつは、このお話に取り上げた投影、実際にあったものなんです。私もそれを見に行きました。お相手の投影機は、MEGASTAR-II Minerva。ほんとうにあんなふうに星空を写し替えて見せてくれたんですが、凄かったですよ。MEGASTARに切り替った途端に、観客のほぼ全員から「うわぁ」という声が漏れていました。
どちらの投影機も技術者の情熱を感じるものですが、どちらの技術者も「これは作り物の星空だ」という限界を感じていたそうです。
ツァイスのプラネタリウムは今も健在ですので、よろしければ足をお運びくださいませ。

そしてそして。
はい、本作いちばんのこだわり、女子夏制服の登場です。引き合いに出した白いワンピの制服は、神戸にある某私立女子高のもので、夏になるとよく見かけますよね。あれに負けないインパクトを求めて、あんなことになってしまいました(笑)
「制服は正義」という広いお心で受け入れてくださって、感謝です。

コメント、ありがとうございました。

2019/04/10 (Wed) 16:51

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