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ARIA

 前回の記事が、ハードなアニメの紹介だったので、今回はヒーリング系で。

 ARIAは、第1期13話が2005年10月から12月まで、第2期26話が2006年4月から9月まで、OVAの1話が2007年9月に、第3期13話が2008年1月から3月まで放送されたアニメーション作品だ。

 近未来、テラフォーミングが完成して可住惑星になった火星(作品中では水の星「アクア」と呼ばれる)の観光都市ネオ・ベネツィアで、ゴンドラによる観光案内を仕事にする「ウンディーネ」になることを目指す少女たちの日常風景を描いたものだ。

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 原作は、天野こずえの同名コミックス。
 ゆったりと流れる時間、のんびりと過ぎていく日々、そんな中で、少しずつ成長していく少女たちの毎日が、丁寧に描かれる。

 事件も暴力も戦闘もなく、悪人すら出てこない。
 平穏な日常に隠れている、ささやかな幸せを見つけて、それを自分自身の幸せだと感じられることが、どれほど貴重なことかを気づかせてくれる作品だ。

 いつも手元に置いていて、折々に鑑賞したい宝物のような作品なので、本当は紹介したくなかったのだが……。

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 背景美術もキャラクターも美しく、アニメーション技法も奇をてらうことのないオーソドックスなもの。そして、音楽が、じつに素晴らしい。第1期オープニングの主題歌「ウンディーネ」を聴いた瞬間に、その優しい世界に包み込まれてしまう。作中に流れるBGMも、作品のイメージに合った秀逸なもの。

 波の音を聞くように、陽の光を浴びるように、音楽と物語に身を浸すのが、この作品を鑑賞する唯一の方法だろう。

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 作品の性格上、最近のスピーディかつ凝縮感のある展開を求める人には不向きだが、暴力的なシーンが一切ないので、子供(とくに小学校高学年から中学生くらいの女の子)にぜひ見てもらいたい作品でもある。大人でも、日々のストレスに疲れているような人には、自信をもってお勧めするヒーリングアニメの決定版だ。

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 鑑賞しながら眠ってしまったとしても、嘆くことはない。きっと、優しくて素敵な夢をみることができるだろうから。

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コメント
65:No title by ゆさ on 2012/07/26 at 21:51:23

わーーーARIAだ!
アニメは1回だけしか見てないですが(アリスちゃんがアリシアさんに「なんで灯里先輩を叱らないんですか?」って聞く回だったと思います)、
原作コミックス全巻持ってます~(^∀^)。
そうそう、すごくやさしい雰囲気でキラキラしていて、宝箱みたいな作品ですよね。
日常ってこんなに楽しいんだ、と思わせてくれますね☆
そして猫好きとしてはアリア社長・姫社長・まぁ社長の社長トリオにメロメロです。

何度も何度も、というよりは、時折ふと読み返したくなる感じです。
読んでいると心がほわんとなるのですよね~。

語っていたら読みたくなってきましたf(^ ^;)。

66:Re: No title by TOM-F@管理人 on 2012/07/27 at 09:00:22

ゆさ さん

コメントありがとうございます。

ARIAは、ほんとうに大好きな作品なので、コメントを見てて
すごく嬉しくなりました。

ARIA のコミックを全巻お持ちなんですね。
私は、原作コミックの方は、ARIAの前身のAQUAの第1巻しか読んでない
のですが、アニメ版も雰囲気を壊さずに仕上げていて、好感が持てました。
とくに、音楽が素晴らしいです。

ゆささんがご覧になった回は、私もなんとなく覚えています。
たしか、アリシアが、『人を教えることは同時にその人から教わることだ、
私も不完全な人間だから灯里と一緒に成長しているんだ』、みたいなことを
言っていたと思います。
こういうことを、まったく嫌味なく伝えてしまうのが、ARIAの不思議な
魅力ですね。

社長トリオ、可愛いですね。とくにアリア社長のプニプニぶりが……。

コメント返信していたら、私もまた見たくなってきました。

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